4.0
結局最期までどちらとくっつくか分からず(にぶいだけ?)ちょっとはらはらもしましたが、終わってみれば納得です。
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結局最期までどちらとくっつくか分からず(にぶいだけ?)ちょっとはらはらもしましたが、終わってみれば納得です。
うーん、病んでる。登場人物がほぼほぼ病んでました。陽1人のために、その他のものを全て捨てる事も手に入れることも出来る兄が怖くもあり、頼もしくもあり。陽が幸せならコレでいいんでしょう。まさにタイトル通りでした。
攻めの受けへの強い愛情がすごい。最後はお互いがお互いの事しか見えない愛に包まれてる感がよかったです!
三角関係?ドロドロ?かと思ったのですがそんな次元のお話ではなくて。
兄の愛の深さが三角関係などと呼ぶには深過ぎて全く気になりませんでした。
自分は三角関係のお話はかなり苦手なのですがこのお話は全く苦手意識なく読めましたので。
同じ一族の中オメガというだけで蔑まれる陽。
そしてアルファの兄弟とのお話。
一目で陽に心惹かれた兄弟。
兄はその日から陽を手に入れるための準備をします。本気で手に入れる為の本気の準備を。
ですが手違いは兄が陽を手に入れるため本家から出て行くことを記した手紙を弟が隠してしまうこと。
陽は居なくなった兄に捨てられたような気持ちになり慰めて守ってくれる弟のモノに。
けれど弟には婚約者がいていつも婚約者優先で。
これも本当の心に兄がいることを知っている弟が婚約者のとこに行くたびに陽が自分を気にしてみてくれることに気付きそうしむけるためにワザとやっていた。
けれどやりすぎたせいで陽は弟にたいして諦めのような気持ちを持つようになります。
そんな中兄が戻ってきます。
兄は陽が欲しくて手に入れたくて人生をかけています。
その準備が整ったので迎えに来ました。
ですが強引ではなくひたすら陽にやさしく陽の気持ちを最優先にします。
そんな兄に心惹かれていく陽。
もちろん最後は兄の元は行くのですが…。
自分を選んだら家族も友達もいない閉じ込めて離さないとけれど自分の全てを与えると言います。
それでも兄を選んだ陽。
結ばれてからの日常があるのですが本当に誰にも会わず陽は兄とだけの世界に生きていて。
ハッピーエンドなんだろうけど個人的に怖さと深さを感じてしまいました。
ので☆1つ減らします。
オメガバースが好きでよく読んでいます。
なんかもうこれぞオメガバースって作品でした。他者様のレビューには気持ち悪いとの評価もありましたが、私は魂の番の絆の強さとかはこれぐらいの表現でも良いのではないかと思いました。
重くて切なくて、ハッピーエンドなのに弟君のやるせなさが胸を締め付けます。
弟くんに救いの手を差し伸べてあげてほしい。そんな続編待ってます。
高評価だけあって、とても良かったです!
別の作品と違って、どちらか一人を選んでくれたので、すっきり!!
三角関係のオメガバースは初めて読みました。試し読みで気にはなっていたんですが、、。弟がハルを好きだと言っていた割には婚約者がいる…なんじゃそれ!とハルが可哀想と思いながら兄はどこにいったんだろうと思っていたら突然の再会。兄とハルは運命の番だったみたい。私は兄とくっついてくれたら、嬉しいなぁと思っていました。弟の方は色んな事を捨てる覚悟はないけど、でもハルが好き。兄はハルを必要だから家も家族も何もかも捨てハルを迎えに来るために必死にやり遂げハルを迎えにきた。もう感動です!ハルが兄と弟どちらかを選ばなきゃいけないってなった時、すぐにでも兄の所に行ってもらいたかったけど、だけど、これもまた泣けてしまう感じでよかったです。
最後に兄の友達のイアンが言っていた事、その通りだなと思いました。兄がハルを…じゃなく兄がハルにですね(*^^*)私的には読んで損はないと思いました。
ただ1つだけ。表情があまり変わらないのが
お話自体が短いのでサクサク進みます。あと何と言っても受けが美人で最高です。オメガバース作品の王道といったところでしょうか。
一人のΩを奪い合うαのお話し。α兄廉司のΩ陽への執着が突き抜けていてハマりました。
囲われて籠の鳥のようになった陽は幸せなんだよね?と、まだまだこれから先のお話も気になりました。
廉司くんの独占欲が半端ないです。全ては陽のため……。産まれてから誰にもよく思われなく生きてきたなかで、産まれてくれて良かったと言われることがどれだけ嬉しいことか。廉司くんかっこいいですよ!!!