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【ネタバレあり】インザケージのレビューと感想(2ページ目)

みんなの評価

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4.6 評価:4.6 192件
評価5 66% 127
評価4 27% 52
評価3 4% 8
評価2 2% 3
評価1 1% 2
11 - 20件目/全67件

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  1. 評価:4.000 4.0

    究極の愛の形…

    オメガバース作品でのハッピーエンドは、やはりαとΩが愛し合って番になることなんですかね。だとしたら、本作もハッピーエンドということに。

    タイトルからも連想されるように、愛ゆえの独占欲が高じて、相手を囲い込んで閉じ込めて、視線すら遮断する…そんな究極の愛の形は賛否両論あるかもしれません。
    けど、幼い頃から第二性がΩという理由で、一族の恥さらしと貶められ、継母や旧友からも疎まれてきた陽のことを考えたら、そんなしがらみを一切断ち切って、二人だけの世界で溺愛したいと廉司が望む気持ちは充分理解できます。

    幼少期、パーティーで淋しそうに立ちすくむΩの陽を見つけた、α至上主義・一条家の兄弟、廉司と衛司。
    感情を表すことのない廉司は、陽を運命の相手と感じ、番となって守る約束を交わしますが、ある日陽の前から消えてしまい、それを愛想を尽かしたからと伝え、代わりに陽を守ろうとする衛司。でも衛司にはαの婚約者がいて、陽よりも優先させている。そんな時に廉司が現れて…。

    廉司と番になって海外で暮らす陽は『小鳥ちゃん』と廉司の友人に例えられるように、廉司の存在だけを支えに生きている様子。
    陽の笑顔が見られず、暗い眼が気になりますが、自分で望んで廉司を選んだのだから、彼は最高に幸せなのだと信じたい。
    あのまま日本にいても生きづらいだけだし、衛司には家族の反対を押しきって陽を家族に迎えることはできなかったと思うから、これから廉司の子供を産んで、もっともっと幸せになって欲しいと願ってしまいます。

    • 0
  2. 評価:5.000 5.0

    執着愛

    何もかも捨ててまで自分のものにしたいと想える人に出会うと
    人はこんな姿になるのかと凄い執着を感じたし、
    行き過ぎた愛が心地よいと感じる相手もまさに執着そのもの。
    それを捨てきれなかった弟は普通なんだよな。って改めて思う。
    普通じゃない2人の執着、共依存、寵愛…これでもかってくらいの愛を見せつけられてとても大満足してます。
    むせ返るほどの重たい愛を感じたい人はぜひ読んでほしい。

    • 1
  3. 評価:4.000 4.0

    溺愛

    2人の兄弟からの溺愛がすごい。
    陽の境遇がひどすぎて、可哀想すぎるけど、魂の番との再会で徐々に気持ちにも変化が。
    途中ヒヤヒヤするシーンがありましたが、さすが兄は1枚も2枚も上手でした。
    陽には幸せになってほしいです。
    番後のラブラブもっと見たかったなぁ。
    後日談的に続編希望です。

    by 匿名希望
    • 0
  4. 評価:4.000 4.0

    2人の間で揺れ動く主人公。
    最後、どちらとくっつくのかドキドキしながら読みました。
    弟クンの婚約者は主人公を嵌めようとした後、どーなったのか気になります。
    お兄ちゃんに仕返しされたのだろうか・・

    by 匿名希望
    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    囲み愛が好きな人はぴったりかと

    蓮司の愛が揺るぎない確かなもので、本能的に惹かれながらも、とても理知的で理性的に陽を迎えに行く蓮司が見事です

    アルファしか認めない家を捨てて、自分の城を築きそこに陽を閉じ込める、一見歪んだ愛に見えるけど、互いにそれを望んでいるので読んでいて幸せです

    髪の毛一本に至るまで、他人に決して触れさせないという蓮司の囲み愛はゾクゾクします
    インザゲージとはまさにこのこと
    きっと陽は生涯、蓮司以外と関わらないんでしょう
    外に出るのも蓮司がいるときだけ、それもできるだけ他人からは見えないように
    誰の目にも陽が映らないように、蓮司は陽をそういうふうに愛するんだと思います
    見事です


    話の流れ的には、珍しいことはありませんが、とにかくアルファの蓮司が格好良くて聡明で、愛されてる陽が羨ましい

    オメガバースだけど、凄惨さもなく、読みやすいかと思います。エロは少ない、最後にだけ、それもさらっとしてます

    • 1
  6. 評価:5.000 5.0

    ハッピーエンド

    途中までよくあるαとΩの番の話だろうと読んでいたけど、兄(攻)の執着が凄く陽(受)以外何もいらないという徹底ぶり。
    陽を番にするために自分の全てを捨て最後には魂の番である陽と番になる。
    最高でした。
    魂の番は親や兄弟を捨て、自分の全てを捨ててまで手に入れたい、そうまでしても番になりたいと思わせてしまう、という兄の言葉がグッときました。

    • 0
  7. 評価:4.000 4.0

    絵がキレイで読みやすいです。弟の優柔不断な態度にイライラしました、、、。兄の方と結ばれてよかったです!

    by 匿名希望
    • 0
  8. 評価:4.000 4.0

    自分の存在を認めてくれる誰かに巡り会えて、
    2人とも幸せになれて良かった〜‼︎
    弟の優柔不断さにイラっときましたが、
    兄が全部かっさらってくれました‼︎
    そんな閉鎖的でいいのかい?くらいな
    それでも甘々なラスト。
    オメガバース大好きです。

    by 匿名希望
    • 0
  9. 評価:3.000 3.0

    みんな病んでる

    うーん、病んでる。登場人物がほぼほぼ病んでました。陽1人のために、その他のものを全て捨てる事も手に入れることも出来る兄が怖くもあり、頼もしくもあり。陽が幸せならコレでいいんでしょう。まさにタイトル通りでした。

    • 0
  10. 評価:4.000 4.0

    深い

    三角関係?ドロドロ?かと思ったのですがそんな次元のお話ではなくて。
    兄の愛の深さが三角関係などと呼ぶには深過ぎて全く気になりませんでした。
    自分は三角関係のお話はかなり苦手なのですがこのお話は全く苦手意識なく読めましたので。

    同じ一族の中オメガというだけで蔑まれる陽。
    そしてアルファの兄弟とのお話。

    一目で陽に心惹かれた兄弟。
    兄はその日から陽を手に入れるための準備をします。本気で手に入れる為の本気の準備を。
    ですが手違いは兄が陽を手に入れるため本家から出て行くことを記した手紙を弟が隠してしまうこと。
    陽は居なくなった兄に捨てられたような気持ちになり慰めて守ってくれる弟のモノに。
    けれど弟には婚約者がいていつも婚約者優先で。
    これも本当の心に兄がいることを知っている弟が婚約者のとこに行くたびに陽が自分を気にしてみてくれることに気付きそうしむけるためにワザとやっていた。
    けれどやりすぎたせいで陽は弟にたいして諦めのような気持ちを持つようになります。
    そんな中兄が戻ってきます。
    兄は陽が欲しくて手に入れたくて人生をかけています。
    その準備が整ったので迎えに来ました。
    ですが強引ではなくひたすら陽にやさしく陽の気持ちを最優先にします。
    そんな兄に心惹かれていく陽。
    もちろん最後は兄の元は行くのですが…。
    自分を選んだら家族も友達もいない閉じ込めて離さないとけれど自分の全てを与えると言います。
    それでも兄を選んだ陽。
    結ばれてからの日常があるのですが本当に誰にも会わず陽は兄とだけの世界に生きていて。
    ハッピーエンドなんだろうけど個人的に怖さと深さを感じてしまいました。
    ので☆1つ減らします。

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