みんなのレビューと感想「ママ友がこわい 子どもが同学年という小さな絶望」（ネタバレ非表示）

フェードアウトがいいと思う

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性格の悪い人が多いけどリアルだと思う。自分は公務員として働いてたけど、税金で生活〜、いいよね〜、等々言う人がいた。そういう陰口言う人に限って役員なんかやらないんだよなあ。今でも嫌いで忘れていない。主人公ママ、いくら同級生でも、フェードアウトして挨拶だけの仲にしましょう。あんなヒドイことされたのに我慢する必要ない。

ママ友は子供繋がりで情報もらうとかそんなのでいい。
子供がいなきゃ絶対に付き合いがなかったであろう人達。
学生時代に気が合ってこの人と友達になりたいとは違う。
子供の出来不出来、マウント合戦、疲れるから程よい距離感で。

グッときました

私自身がママ友がらみの深い傷を負った経験があったため、ぐいぐい引き込まれて読みました。

素朴な絵柄ですが描写は的確で、私見ですが、かえって劇画調の作品よりも訴えてくるものがある気がしました。

試し読みで続きが気になり、現物を購入した作品です。

人間関係が重すぎる。

ひたすら、人間関係の息苦しさや重苦しさを感じさせる作品です。そういった経験がある方なら非常に共感できる作品なのではないでしょうか。

子供が人質のような状況なので、価値観が合わない母親同士でも仲良くしなければいけないといった強迫観念も根底にはありそうな気がします。

私、個人的には果たしてそこまでして、幼稚園に通わせる必要があるのかなと言うのが本音ですが…。

おそらく、幼稚園のママ友と言う関係って、意外と相当深くに付き合わなければいけない世界なんですよね。はっきり言って子供のためではなく、親のためにあるような世界の記憶もある位だし。

そう考えると、必要なのかなぁ。幼稚園に通うことは。確かに子供の手が離れてほっとする時間が手に入るとかメリットもあるでしょうし、幼稚園である程度社会性を学んで欲しいとかいろいろあるんだろうけれども…。

こういったことに巻き込まれるとなると、ちょっとデメリットが大きすぎませんかって思いますね。

職場の人間関係はここまでひどくならないだろうなぁと思うので、それなら働いて保育園を探して預けたほうがマシなのかなぁ。
あくまで親視点での感想ですが。

リアル

何で女の人って些細な自分の周囲で戦うのだろうか?不思議だし、めちゃくちゃ怖い。そして戦うときは徒党を組んで１人を追い詰める。こうなったらどうするのがいいのか？この本を読んで研究。

狭い世界でいつでも起こり得ること！

些細なことからすれ違って修復出来なくなっていく。子どもが絡むから冷静になれなかったり、子どもと自分という狭い世界で、自分の行動を客観的に見ることが出来なくなったり、この時期特有の人間関係が忠実に描かれています。
過ぎてしまえばなんて事ないのに、娘が小さかった頃を思い出しました(^_^;)

似たようなマンガが多いけど

こういうゆるっとした絵柄で、身の回りにありそうな怖い話や後味悪い話を書いたマンガがほんとに溢れてるけれど、この作者はうまいな〜って思うことが多い。こういう絵柄だけど、描かなきゃいけないところがあるときにはちゃんとフォーカス出来てるんだと思う。お話の細部がおろそかにされてない感じ。

絵の感じは

とてもあっさりシンプルな感じなのですが、内容はかなりディープな予感
自分は自分と割り切って考えれば良いのでしょうが、やはり他人様の動向とか、評価が気になるのが世の常だなぁ〜と感じます。仕事においても、育児をしていく上でも、それ以前に人間関係が立ちはだかるのですねー
もっとフラットな感じで過ごせると、多少の息苦しさはなくなるのかなぁ

子供がいないですが、学校や職場での仲良しグループやいじめを見てきたのでその記憶が蘇りました。
自分だけだったらまだいいけど子供がいるから、余計に対応に気を使いそうです。

確かに

子どもが小さいうちに繋がるママ友って、独特の世界な気がします。コミュニティの中で暮らしていくには必要だけど、付き合いに疲れることも。