ヒル・ツー
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あらすじ
四宮ユウキは高卒認定を取って大学進学することを志し、日々バイトと勉強に明け暮れていた。 ある日、いつものように夜勤バイトから帰宅すると、 部屋には刃物で腹を刺された見知らぬ男が座っていた。男は「やあ・・・」と口にするがーー!? 完結より4年。WEB・アプリで人気となった話題作『ヒル』が新たな主人公とともに復活!
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みんなのレビュー
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前作ともに全部読んでしまった
話も描写も非常に残酷でくだらなくて気持ち悪いのに全部読んでしまいました。時間と金のムダ使いです。でも楽しかったです。ヒルの方も、全話。怖いものみたさで、、。結末はどちらも前向きで、前作と一部は繋がっています。前作よりは多少グロさはマシです。作品として、家族愛に歪みがあるとヒルになる、犯罪者になるという短絡的な設定はいまいちですが、ヒルという生体にはリアリティがある気がしました。とりあえず、自宅をヒルが使いづらい部屋にして、セキュリティもしっかりしようと思いましたw
by 匿名希望- 14
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5.0
久しぶりにドキドキ
久しぶりにドキドキする漫画です。
新しい話が待ち遠しくて仕方ないです。
ヒルも大好きで寝ないで読んだけど、
こちらもまたハマりますね(笑)
ヒルもそうだったけれども…
恋愛とかそんな軽いレベルの気持ちでは
無く、でも愛を感じられる内容ですよね!
この先、ヒルの生活の中での人間模様が
どんな風に変化していくのか…?とかとても楽しみにしています!
刺激が欲しい時に読むと、すごいいいと思います(笑)by 匿名希望- 6
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4.0
ナイスな続編
映画の世界では、続編は原則的に失敗する。
多くの映画ファンが認める「成功した続編」なんて、「ゴッドファーザー・パート2」くらいのものではないかと思う。
漫画の世界ではどうなのか、よく知らない。
が、本作は続編としては間違いなく「成功」の部類に入るかと思う。
前作も好きな作品だったが、前作のレビューで私は、「ヒル」という存在の設定は面白いが、「ヒル」がゴロゴロいたり、仲間を形成していたりする、という設定には、ちょっと冷めた、と書いた。
続編の本作において、私の感じたその瑕疵が改善されていたわけではなかった。
むしろ逆で、物語はさらに「あり得ない」方向へと進み、「ヒル」のリアリティーはますます薄まった。
しかし、正直に言えば、「これはこれでアリ」だな、とも思った。
欠点をカバーするのではなく、むしろ助長することで作品が別の方向にジャンプする、ということも、原理的にはあり得ると思うし、本作などはその典型かと思われる。
作品のカラーは変わったが、このスリリングでサスペンスフルな手ざわりは、なかなか悪くない。
前作について、私は、「普通に生きる」ことの難しさというのが、現代のひとつのテーマなのかもしれない、と書いた。
それは、本作でも色濃く打ち出されている。
「ヒル」の彼女が言うじゃんか。
「色んな人の家に入って生活覗いてきたけどそんな『フツー』何処にもなかったよ」
ただ、前作が「普通に生きることの難しさ」に針を振っていたとすれば、本作はいくぶん、「普通に生きることの素晴らしさ」に振っている、という印象を受けた。
それは、斜に構えて見ればいささか陳腐に映るし、特に終盤はちょっと説教臭い感じも引っかかる。
しかし、陳腐だろうが何だろうが、普通に生きることが素晴らしいというその確固たるメッセージは、どれほど伝え飽きても伝え続ける価値があるものだと私は思うから、本作のいささか大きすぎる声も、嫌いではなかった。by roka- 5
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5.0
ヒルからヒルツーへ
一気に読みました。個人的にはヒルよりヒルツーの方がストーリー的に好きです。登場人物の家族への気持ちが描写されていて、ヨビやミロの生い立ちも考えさせられました。前作ヒルのラストはハコとカラ(月沼)がどうなったのかわかりにくい描写だった為、賛否わかれるレビューだった気がしますが、今作ヒルツーはユウキがどうなったのかが描かれていてスッキリしたラストで良かったです。ヒルから4年後の話ですが、その中でカラが「帰るため」「ヨビで最後」と言っていたので、ヨビの事が片付いた今、カラがヒル狩りをやめて帰るべき場所に戻っていると良いなと思います。
by 匿 名 希望- 3
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5.0
これを残酷と思うのは幸せな人生の証拠
ヒルを読んでこちらに辿り着き、ヒル・ツーも読破しました。
ヒルもそうですが、こちらは更に登場人物の家庭環境が過酷…。
ここまでではないけど私も機能不全の家庭で育ったので、一人ひとりのヒルに対して恐怖心より悲しみの気持ちが大きかったです。辛かっただろうな、苦しかっただろうなと…。
こうならざるを得なかったほどの家庭環境で育つ人は世の中に大勢います。
それでも理性や忍耐で耐えて一見普通に生きているだけで、一歩踏み外せばヒルになりかねない人はたくさんいます。
ヒル・ツーに登場するヒルたちは、道を踏み外してしまったものの、葛藤したり人との触れ合いを通して人の心を取り戻していく過程があり、その苦しみや慟哭する姿に私は涙が出ました。
最後はそれぞれに持った闇から抜け出せたのが更に良かったです。
カラのその後も見ることができてスッキリしました。by ミントの香り- 3
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3.0