5.0
出会いは勘違いがあったものの、同じお店で働く伊介と開人がケンカしたり一緒に住んだりしてお付き合いするお話です。
自分の店を持つために日々働く開人は非常にいい男です!揺るぎない自分の芯を持って生きてるのでブレない。
大学で芸術系の勉強をしてる伊介も、自分の進みたい道に向かって頑張る子です。
このお話の魅力はなんと言っても二人がお互いを尊重して認めて、各々すべきことを見失わない強さです。
日常系なので、大きなトラブルも特殊性癖もありませんが、ほのぼのとした中に若い男の子達の成長と葛藤と恋と、それを見守る大人や仲間がいて、とても読み応えのある作品でした。
長いですが、話は区切りがあるので、読みやすいと思います。ダラダラと続くわけではありません。タイトルごとに完結するので。
私はなんか疲れたなってときに読みたくなる。
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