面白い
「悪VS悪」というかんじです。
一般的な人間の考え、
社会の常識など、一切通じない世界がある。
不良と呼ばれる人たち、裏社会を動かす人たち、犯罪者がこの漫画でいう「普通」の気がする。
主人公・四郎も善人ではないという設定。
不良じゃない人から見たら、たぶん四郎も最低な人間の部類に入りそう。
でも
四郎を襲う脇役の不良たちは、
それよりもっと、もっと何倍も最低に思えてくる。
メンツを全体的に見るかぎり、
この中でなら断然四郎たちを応援したくなります。
まともなキャラは長吉ぐらいですが…。いるだけいいと思えてきた。
長吉は紳士的、超人並みに強い。
四郎のストッパー役にもなってくれるので、たのもしい。
絵はゲームのグラフィックみたいにリアルで、迫力。
シーンによってはリアル過ぎて怖いときもあるけど、すごく上手い。
暴力的・グロい・残酷なシーンがあるので、苦手な方は要注意。
主人公はヒーローでも善人でもないけど、
なぜか目が離せない。
不思議な魅力がある。
読み進めるほどストーリーが面白くなっていき、続きが気になります。
- 10
4.0