【ネタバレあり】プライドのレビューと感想（4ページ目）

昔読んでました。一条ゆかりさんの作品。読んだことあったのに、忘れてる。読みながら思い出して、懐しく感じています

さすがのクオリティ

リアルかつゴージャスで世界が違っても主人公達に感情移入してしまいます。ただ、最後が報われない悲しい終わり方で後味すっきりしないところが残念でした。

正にプライド

紙媒体で暗記できる程何回も読みました。
対象的な2人がオペラ歌手を目指すお話。
お金持ちから貧乏になってからも正当はやり方で頑張る史緒と
貧乏から汚い手を使ってでも這い上がっていく萌。
ばらの騎士で史緒が初日に代役でデビューする辺りまでは最高に面白かったんですけどね。
萌が神野さんと関係を持ってしまった結果妊娠。理由はわかるけど、何で浮気するの？
神野さんが好きだから産もうとする萌も、何だかね〜。
萌のお腹の父親は自分だと本人から告白されて、史緒は結婚できないとお断りするのに
蘭ちゃんの説得で一晩で撤回するのは理解できない！
更に、萌が命をかけて産んだ子供を史緒が育てるのはもっと理解できないです。
オペラ歌手として世界を飛び回る史親は自ら子育てする時間なんて
あんまり無いだろうけど、夫の浮気の証と言える子供を、私なら育てるの無理です。
最後、まるっと収めるためなんだろうけど、ちょっとできすぎかな〜ですね！

登場人物、多いですが、私はウィーンでの史緒の先生、ルディが気に入っています。
何歳になってもチャーミングと言う言葉が似合うルディ先生は、頭ガチガチの史緒を鍛える姿はカッコよく
バラの騎士での元帥夫人役は威厳に満ちていて、性格は？だけど最高ですね。

女同士のドロドロもありますが、成長の物語でもあります。華やかなオペラ界のことなんてこの漫画を読むまで全く知りませんでした。

一条ゆかりの最後の漫画

画業50年を潮に、ご体調もあって漫画を描く事をやめた一条先生。その集大成に相応しい、豪奢な人間ドラマです。なんせ舞台はオペラ界、主人公は資産家のお嬢様ときています。
主人公、史緒は輸入代理店経営者の令嬢。早逝した母と同じ、オペラ歌手を目指していますが父の会社が倒産。途方にくれるも出会いに恵まれ、チャンスを掴んでいきます。
他方、彼女のライバル萌は、毒親がいる庶民の苦労人。根性や対人スキル、強かさを武器にステップアップします。他のマンガなら、充分主役を張れる存在感を持つキャラクターです。
オペラを好きな方なら曲名を見るだけで胸が踊るでしょうし、恋愛マンガとしても人間ドラマとしてもドラマチックで特濃の内容。すらすら読めるより、何度も読み返して楽しめるマンガをお探しの方におすすめします。

すごいドラマティックな展開の連続です！
萌もはじめはムカついたけど、雑草魂ってやつなのかな？
ラストは驚いたけど、萌母が生きてたら色々面倒なのでコレでいいのかも。
もう一度最初から読み直したいです！

資産家と貧困家庭の女性二人が主人公

資産家の娘である史緒と貧困家庭に生まれた萌。

始めはバチバチ女のバトル的な感じだったのが、もう一人を入れて３人でコラボを始めたら、歌い手としての『良し悪し』を認めるようになり、その辺から歩み寄れる？雰囲気が出て来て・・・

少女漫画によくあるストーリーですが、人物が奇麗に描かれていて、内容も面白くてどんどん引き込まれていきます。

一条ゆかりセンセの漫画は学生時代に単行本を購入して読んでいました。
貧乏だから頑張り努力するのもわかるが、卑怯な手も使うのが、それに屈しないヒロインが好きです。

萌ちゃん、、

萌ちゃんのやっていることが怖すぎるが、境遇的にも仕方ないのかもしれないなと思いました。
蘭ちゃんがナイスキャラすぎて、好きですー！

絵はきれい

かなり昔の作品でしょうか？

電子書籍のおかげで、初めて読むことができました。

一寸先は闇ですね。

あんまりプライドを高く持たない方が
楽に生きられそうな気もしますがね。