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相変わらず、リアリティあふれる、一筋縄ではいかないストーリー展開が、巨匠いくえみ綾先生!人間の深さに考えさせられます。
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相変わらず、リアリティあふれる、一筋縄ではいかないストーリー展開が、巨匠いくえみ綾先生!人間の深さに考えさせられます。
どこにでもいるような女の子で、なんてことない日常からなんだけど、じわじわ読ませるんですよね。何よりいくえみ先生の絵が好きだなあ。
昔読んで懐かしくなってまた読んでみました。20代の頃のなんだか思うようにいかないもどかしさや、自分の人生や存在意義とか、他人と比べてしまうところとか、少し苦しくてなるところもあります。
いくえみ先生の作品が好きです。王道の恋愛漫画ではなくて、人間の心理の奥底まで描かれてます。 恋愛漫画が好きな人には苦手かもしれない。いくえみ男子はいつもカッコいい。
いくえみ綾さんの心理描写がいつもすごいな〜と思いますし好きです。「私がいてもいなくても」は主人公が周りの人達と関わる日常生活が、なんだかリアルに感じます。
設定で影のある登場人物たち。毒親に育てられていながら、そこまでドロドロしてはいない。ただ、暗くてモヤッとしたとこはあるけれど。最後は、アレ?もう終わっちゃったの?といった感じで、マンガだからと言ってハッピーエンドにはならない終わり方がリアルであった。
今時のイケてる感じの主人公とその彼氏。
そこに現れた、一見全然違うダサイタイプの、友達の彼氏なんだけど・・・、あのさり気なく男を出す感じとか反則でしょ!絶対好きになっちゃう!
いくえみ綾先生の真骨頂だと思う。最後はオーソドックスなハッピーエンドではないけどすごく希望を感じる。晶子ちゃんと一さんはカップルではないけどお互いがお互いの理解者なのがとてもいい。
モヤモヤする作品ではある。主人公が好き。漫画家の友達が嫉妬するのもわかる。真面目なんだけど不真面目さもあり、経験から成長できる。恋愛もうまくはいかないがモテないわけでもなく。毒親なのにそこまでドロドロしていなく。
いくえみ先生の世界が大好きです。
のんびりしてる雰囲気だけど大切な事を教えてくれているような。
読んだ後に気付きがあったり余韻が凄いです。