【ネタバレあり】精神科ナースになったわけのレビューと感想（8ページ目）

なんで帽子を取らないのか…の答が「脳みそが出るから」にビックリ。でも全く笑うような気持ちはなく、ああそうなんだ、と理解出来たことが嬉しかった。

精神科って…

自分からは遠いところにありそうなようで、全然近いんだよね。明日は我が身っていうか。今のこの世の中、一歩手前って人なんてザラにいると思うし、この漫画を読んでても、精神科にいる患者さんをおかしいとも思わない。最終的にはその人自身が立ち直るしかないけど、やっぱり周りの支えや力も必要だと思うし、面白い作品です。

泣けた

精神科って何なんだろうと、30代にして初めてなんとなく興味をもって読み始めた。奥が深い。自分の心の声に自分がちゃんと向き合うこと、自分の気持ちを解釈できることって本当に難しいことなんだなとおもう。この感情っていうのは、さびしいんだ、悲しいんだ、とかそんな単純じゃないんですよね。精神を病んでしまう方はもっと繊細で複雑な方も多いのではと思った。
どうしたら、自分の気持ちを消化できるんでしょうかね？
血行が大事なんですかね？
心と体は密につながってるんですよね？

マンガなのに、こころにぐさっときた。久しぶりに読んでよかったと思える1冊だった。

続きを書いて欲しい。

絵が綺麗で読みやすい！

絵がはっきりしていて、文字も端的で無駄が無く、とても読みやすいです。内容も面白くて、ためになります。
この漫画で得た知識は他人を理解する一助になると思います。

ついつい読んでしまう

重いテーマだと思いましたが、読みやすく描かれていて(辛い事もあるけど)、ついつい読み進めてしまいました。主人公が患者さんのことを思いやる気持ちが、優しさに溢れていて、こころがほっとします。

人ごとではない場所の話

なんらかのトラウマやストレスに身を置きすぎると多分こうなってしまって、それって結構日常に蔓延っていると思う。
決して他人事ではない。太田さんの口の中を噛んで我慢し過ぎてた話、少し自分と重なって、行きすぎると病院の人たちみたいになってしまうのかなと、しみじみ思います。

自分も精神科にお世話になった事がありますが、薬と医師の話の聞き取りだけで、このままでは治らないなぁと思っていました。幸い、症状は良くなってきましたが、ふと自殺願望が湧いてきます。そんな自分と比べたら作品の中の患者さんは重度ですが、参考になりました。

透明なゆりかごみたいな感じで、色々と考えさせられながら読みました。
精神の病気って身近にないので、気にも止めていなかったですけど、勉強になりました。

心理職に就いている身として、とても興味深く読ませていただきました。患者が感じていること、他の人からは理解されにくいんですよね。こういう風に考えてしまう病気があるんだと、いろいろな人に知ってもらいたいです。

いろんな事情がある患者さんが集まる場所だからこそマニュアル通りにもいけない仕事で難しいと思うけど、作者さんの患者さんへの寄り添い方が暖かくて好きです