みんなのレビューと感想「お別れホスピタル」（ネタバレ非表示）（16ページ目）

人間は産まれる時も、最後の時も選べ無いけど…最後の時に至るまでは、それまでの生き様で、もしかしたら何か変わるかもしれないと思えました。
死ぬ事は、生きる事。
沖田先生の作品に魅せられました。

綺麗事だけでない考えさせられる話

作者さんは病院勤務があり、実体験をもとに描いている。
白衣の天使としての綺麗事ではなく、人間いつか必ず体験するあの世行きへの橋渡しとしての仕事、それを自然体で描いている。

あの世行き一歩手前の厳しい現実を、くどくない単純化された絵で表現されることで悲壮感がない。
それで、私たち読み手にどこかほのぼのとした読後感が残るのがいい。

いかに生きよう、とちょっと考えさせられる秀作。

現実とは言え

人に迷惑かけてまで長生きしたくないと思わされます。自覚がなくて家族やスタッフに迷惑かけたくないです。現実を知るには良い内容です。

考えさせられる

終の住処での話。治らない、延命の患者さんに対してどう接しているのか、感じられているのか垣間見れる良い作品だと思う。

療養病棟について勉強になりました。保険点数のことやお看取りについても描かれていて考えさせられる場面が多くありました。

人間の最期について色々考えさせられるし、亡くなった家族のことを思います。良い終わり方悪い終わり方、最期に自分に返ってくるということなのかな…

面白いです。

義母の介護をしましたので、お別れホスピタルが他人事ではないようで、読み進めて来ました。
高齢になると心の箍も外れてしまうようですね…。怖い、怖い…。
認知症にはなりたくないですね…。
いろんな人生があるんだな、と、考えさせられます。

ほろっとする

淡々と描かれていますが、人の命を考えさせられ、時に涙が出てくる回もあります。リアルな現場を想像できて面白いです。

喜びも悲しみも生きているからこそ

似たような人生はあっても
どの人の人生も少しずつ全部違う
できるならこの世に生を受けた事に
感謝できる人生であって欲しい
そして最後にみるものは優しい風景
であって欲しい

知らない世界　

　病院関係の方の努力って実際目の当たりにしないと気付けない事が多いと思います。
　本当に頭が下がる事ばかりですね。