5.0
ビターだけどマイルドな
初期の短編なんかだとビターな読後感があったのですが、「ラッキー」以降はあたたかさや優しさを感じる作風に変化してきました。
この作品にも「痛み」とかビターな要素がたくさんありますが、読んだ後は何とも爽やかな気持ちになれました。
by
ジーン・ハワード
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初期の短編なんかだとビターな読後感があったのですが、「ラッキー」以降はあたたかさや優しさを感じる作風に変化してきました。
この作品にも「痛み」とかビターな要素がたくさんありますが、読んだ後は何とも爽やかな気持ちになれました。
身長148cm?とか、そんな感じかな〜?こういう工場勤務の女の子、実際にいそうですね。リアリティがあって良いかもしれません。
読む気はなかったが、主人公に惹かれてどんどん購入してしまった。今時あんなに純粋な子居ないと思ってしまいますが一生懸命さが伝わって応援してしまいます。
今どき、中卒で工場に就職って。設定がどうかな?と思いましたが、どうしてそうなったのか、やはり優しさからでした。様々な出会いやトラブルを経て目標を見つけたかよちゃん。
世間知らずのまだ幼いかよちゃんが出会った人達は結局善い人ばかり。それはかよちゃんが素直な良い子だから。性善説を信じますよね。善い世界にするのも自分次第ですね。もっと大人になり可愛い恋愛をするかよちゃんが見たかった。漫画にありがちな惚れたはれた、恋のドキドキはないけど、良質な小説を読んだようでした。