みんなのレビューと感想「よく宗教勧誘に来る人の家に生まれた子の話」（ネタバレ非表示）（21ページ目）

宗教って何なんだろう。

親が信仰するものに、振り回されながら生きなければならない子供達がいることに、読んでいて苦しくなりました。私が小学生3年生の頃、とても仲が良かった子の母親が、この宗教の熱心な信者でした。夏休みに入ってから彼女が体調を崩し、入院しました。病状が悪化し、輸血しなければ助からない状況になりました。しかし、彼女の母親は、宗教の教えを理由に彼女への輸血を拒否しました。彼女はたった9歳で亡くなりました。この一件から、彼女の両親は離婚し、母親は息子を連れて家を出て行きました。私が中学に入ったころ、彼女の父親は精神を保っていられなくなり、自ら命を絶ったと聞きました。宗教で誰も救われない現実を目の当たりにしました。この漫画で、宗教の歪んだ教えは、人として当たり前に生きる権利を奪ってしまうのだと改めて感じました。小さい頃から歪んだ教えを植え付けられた価値観に苦しみながらも、自由な世界で生きていく希望が最後に描かれていたのが救いです。

とても気になっていた作品でした。絵のタッチは甘いと感じます。ストーリーの内容はかなり衝撃を受けるというかショックを受けてしまいました。この内容は常々気になっていたことだけに読んでみて驚いたことばかり。特別このような活動をされてる方を非難する訳ではなく自分の知らなかった事を学べる新たな物語だと考えて読ませてもらいました。

私もです。

私も昔相当禁止されたことがありました。芸能人は好きになっちゃいけない、恋愛はしちゃいけない、ただ私の場合は宗教ではなく、ピアノのレッスンが物凄く厳しかったんです。レッスン中トイレはいっちゃいけない。練習してるのにしてないと言われる。マニキュアもしてないのにしてると言われる。体重が35キロぐらいの太ってると言われる。ちなみにその時の身長は163 CM でした。風邪を引いても仮病と言われる。だからこの人の気持ちがものすごくわかります。

不思議な感じでした。

なんとなく興味をもって読んだ。
可愛い純粋な小さな女の子が、可愛いお洋服や、文房具、少女漫画の楽しみを知ることさえ、良くないことのように、大好きなお母さんからいわれつづけるって、マインドコントロールされているんだろうね。
罪悪なんか要らないって、抱き締めてあげたくなる気持ちで読んだ。
やっと、自分の生活を自分でできるようになったら、もっともっと自分の楽しみを見つけて、生きて欲しいとまで思った。

興味深い内容でした が…

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子供の頃から異様に感じていた、日曜になると訪問してくる「あの方々」。今まで見えなかったあの方々たちの生活や宗教観を初めて知ることができました。
とても興味深く、貴重な内容でした。
しかし、お母さんが入信したいきさつや、お父さんの思い、現在の家族関係やお母さんのその後。作者さん自体が精神的に不安定になったと書かれてはいるものの、トイレで吐くシーンの他には詳しくは描かれておらず、どのように不安定になったのかがよくわからなかった。全てが中途半端で尻切れており、もったいない終わり方。
もっともっと掘り下げていただきたかった。でも、それができなかったという事自体が精神的にまだ回復されていないという事を表しているのかな、と思ってしまいました。
作者さんが、今お幸せであることを切に願わずにはいられません。

面白い

このマンガとは、インターネットの広告を見て、興味を惹かれ読むことになりました。
4枚程度のマンガの広告だったのですが、ありがちな話しではなく、非常に考えさせられるような内容になっています。
非現実的でありながら、現実にもっとも近くて、こんな世界もあるんだなぁと感心して、スルスルと読んでしまいました。
是非読んでみて下さい。

うちにもこちらに描かれている宗教の勧誘の方が来られるのですが、どんな宗教かまったく知らないので(勧誘に来ても居留守を使うから)読んでみました。
結構ハードな宗教だったんですね。
巻き込まれている子供がかわいそうでした。虐待と同じだと思いました。
でも、行きたくない、辞めると言ったら割りと親もあっさり解放するんですね。
でも子供の時に言われ続けていた洗脳にも近い教えは簡単に消えるものでは無いのですね。

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何の宗教を信じるのかは自由だけど子どもが振り回されるのはおかしい。お父さんも黙って見てないでほしいけど無理なのかな。実の親のお葬式でも宗教が違うからお焼香もできないのか。でも喪服は着るんですね。日本はさまざまな宗教の行事を何でもやるからすこい生きにくそう。友達とも遊べないなら何のために学校行っているのかが分からないです。

詳しい

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なんとなくでしか知らなかったので、実際ってこんなに厳しいのかと驚きました。
特に幼少期の描写がかわいそうだなと感じました。鞭とかトラウマになりそう。

怖い

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エ◯バのことを書いてあるんだとすぐにわかりました。幼少期の母親からの洗脳(？)はおそろしいものです。主人公が成長するにつれて自分の意思を伝えたり、自由な生活を手にしたりできるようになって良かったです。でも、集会に行かなくなっただけで、正式に退会できたのかが気になるところです。