【ネタバレあり】見知らぬ他人のようにのレビューと感想

モリーとディミトリーは、15年ぶりに再会する。ディミトリーは、ゾーイという娘と一緒だった。45年ぶりにせつない思いが交差する話でした。

ヒーローがイマイチ

家の為の結婚をしてヒロインを捨てて、溺愛する娘まで作っておきながら、１５年間ヒロインを忘れたことがなかった？なんて馬鹿げてます。ステキなヒロインなので、１５年もあれば幸せな家族を持っていて然りなのに、バレークイーンに時々ある、こてこての無理矢理ハッピーエンドな話です。

ヒーローがイマイチ

ヒーローが決断力ないし、自分勝手過ぎて魅力を感じない。ヒロインの方がしっかりしていて愛情深いから余計にヒーローがダメダメに思える。ヒロインの為に別れたとか言いながら、結局は一族の決まり事を破る勇気もなければ、一族から出て行く覚悟もなかったって事だし、そのくせ再開したヒロインと寄りを戻そうとするヒロインの為に別れたとか言ってなかった?なのにお別れ前提で寄りを戻すとかヒロインの事なんて考えてないんだーって思ってヒーローの最低さに磨きがかかりヒーロー子供が将来の夢の事でヒロインに助けを求めたら関係ないんだから黙ってろって…じゃぁ、家庭の事情に巻き込むなよって思うし、その後もヒロイン残し帰国。それなのにシレッとヒロインにプロポーズする厚顔無恥さにイライラしました。ヒロインにはこんな男よりもっと素敵な人がいるよーっておもいながら読んでました