【ネタバレあり】僕は死にたくなかった～実録・児童虐待の闇～のレビューと感想

本当に

可哀想な話しです。勝手に産んだ母親が離婚後、彼氏が出来てその男と自分の子供を虐待して、不のトライアングル。

心の闇は…誰にも責められないよ…
それが例え児童虐待になろうと育児放棄になろうと
責めるだけじゃ何の解決にもならないんだよ。

最初は可愛いと思えた我が子が、ふとしたキッカケで憎い存在に思えてしまう、悲しい話です。最後まで子どもは親が大好きで信じているのが、余計に切ない。

全ては

義理姉の連帯保証人になったから・・
バカ姉の為に何回も　借金の返済して
まだ　これが無かったら　少しは違ったかも
殴り続け　ご飯も与えない
ダメって分かってるから　殴ってでも　奥さんを止めるべき
9年は　短すぎ
裁判官によって罪の重さが違い過ぎ
少なくっても　成人になるまでの年数は刑務所で
食事はおにぎりと水のみでしょう
餓死させて自分は3食で　冷暖房設備で罪を償うんだ・・・

子供は、物じゃない！！！

こういう漫画読むといつも心が詰まる！こんなふうに虐待されてる子が実際に存在してるんだな！って思うと涙が出てくる

実話だと思うとやりきれません。漫画を読んだ後に検索して事件について調べたりもしました。　餓死事件の話は最後まで母親は虐待だと思っていなかった？みたいなので信じられないです。
どの話も読んだ後に暗い気分になるのでおすすめはできません

どの話も、信じられない虐待ばかりで悲しくなりました。ピンサロの話に、子供が悪いと書いている人がいましたが、確かに謝らないのは悪いことだし、下の子を踏みつけたら叩いてしまうかもしれません。でも、だからといって虐待して命を奪って良いという理由にはなりません。お母さんを助けてあげられる人や環境がなかったのが、悔しいです。

保育園に預けていれば…

　一話目の話は、母親が下の女の子だけを可愛がり、上のお兄ちゃんをストレス解消のはけ口としてイジメ抜き、最後には餓死させてしまいます。お兄ちゃんへの虐待は目を覆いたくなりました。かわいそうで…。
　でも、印象に残ったのは、母親が下の子を妊娠中に、お兄ちゃんを保育園に入れたいと、役所に申し出ていたこと。専業主婦であることを理由に入園は断られますが、この時入園できていれば…入園できないまでも一時保育の利用や、育児相談場所を案内していれば…餓死は防げた可能性があります。
　海外では概ね1歳半くらいから、希望者全員が保育園に入って、集団での幼児教育を受けられます。高齢者かかるお金を削ってでも、日本も早くそうなってほしい。一定数、家庭での育児が出来ない母親がいますから。

虐待について凄く考えさせられました。
しつけが度を越すと虐待になるのは前々からわかっていたけれど、虐待をしている人間に自覚がない事に驚きでした。
小さい子供にとってママが全てで、そのママに優しくして貰うために愛してもらうためにあんなに小さい子達が我慢していると思うと本当に悲しくなります。
自分が同じ母として、同じ女として男よりも子供が可愛いと思える人間で良かったなと思いました。
虐待する人間は自分も親からの愛情を受けていない人が多いと聞くので親にも感謝しなければいけないと思いました。
虐待をした親達が反省して後悔してくれる事を望みます。

最初の話の感想
夫の借金がなければこんなことにはならなかったのかなぁ？
でも主人公が元々不安定な感じだったから何かをきっかけにこうなったのかな‥分からないけどだいき君がかわいそうでした。
個人的には絵がクセになります。