【ネタバレあり】百と卍のレビューと感想（4ページ目）

甘い江戸時代

舞台は多分江戸あたり？男娼をやめてこれからどうするか放浪しある日雨宿りしながら眠りこけてしまった百と卍が出会い一緒に暮らすお話です。2人を取り巻く周囲の人々の暖かさも時代なりの良さがすごく上手に表現されてますしはっちゃけた描写も真面目な描写も上手な作家さんです。

かわいい

お百がかわいい！何であんなにかわいいのか
そして卍兄貴が色っぽいしカッコイイ！ドキドキが止まりません。二人の間の何とも言えない雰囲気が好きです。卍の兄いが見せる流し目とか本当にヤバイです。あと江戸っ子な言い回しがカッコいい

大好きです！

ももちゃんが可愛くってたまりません。卍さんも、ももちゃんが可愛くてしょうがないけどプライドやしがらみから素直になれなくてツンデレになってしまうじれったい感じ。良いです！そんな卍さんを本能的な包容力で受け止めるももちゃんがまた…健気で愛おしくって😭ホントに滾る作品でした。できたら二人の初夜をじっくり描いた作品が読みたいです。あの兄ちゃんに一途だったももちゃんが卍さんについて行った訳や、喧嘩沙汰を起こした卍さんがももちゃんに声を掛けたくなった心理描写を読みたいです。そして、お互いが同類だとは知らない二人が結ばれる切っ掛け。すえた臭いのももちゃんの世話をする卍さんや長屋に連れ込まれたあとのおせっせ。
ぜし讀みてぇなぁ。(笑)

こわいけど

興味本位で
大人買いしたけど主人公の過去の話が重すぎてギブ。かわいそうすぎた。これからそこの救いがある部分だと思うけど…

新感覚！

江戸もの自体が初めてでした！しかも、キャラクターたちの言葉使いや卍の葛藤の背景が当時の思想や概念も丁寧に織り込んだあるあたりはさすがです。卍の悩みは今現代ではありですが、当時の社会では受け入れられないものです。その中で百樹と出会い、生きていく。百樹もまた卍に惹かれ共に生きていく。心通いあう2人の話しには思わず見せられてしまいます。

江戸の時代考察など随所にちりばめられ、BL以外でもとても楽しめた。陰間茶屋など細かくは知らなかったので面白かったです。

おにぃとももちゃん

百々ちゃんが純粋で健気すぎて泣けます。

卍おにぃの切れ長の目に悩殺されます。

卍にぃに拾われてよかった…涙涙

ふたりにはもっと幸せになってもらいたいです。

純愛もの

ＢＬものは、どちらかと言うと苦手でどうしたものかと思いながらレビューが良いので読んでみました。
万次さんも男らしいし、百ちゃんが何より健気で、お兄さんに対する想い、万次さんに対する想い、どちらも泣けてきました。
まだ続きがあるのかな？もう一度お兄さんと会わせてあげたい気持ちもします。もう万次さんがいるから大丈夫だよと伝えて欲しいです。
江戸時代の庶民の風俗がわかるのも楽しい作品です。今より性に対して自由だったかもですね。

百と卍さんの恋です。体は大きいけど、普通の女の子よりも女の子らしくてかわいらしい元男娼の百。朗らかだけどちょっと気弱なのは過去に辛い事ばかりあったんだろうな。
そんな百を丸ごと受け止める卍さんは包容力があって男らしいイケメン!!捨て猫みたいな百を放っておけなかったんだろうね～。江戸の言葉は少し難しかったけど、風景や文化も丁寧に描かれていてすばらしいです。

時代物

江戸時代の背景、後、陰間茶屋の
雰囲気が色濃く絵で表現されていて
とても読み応えがありました。