おくることば
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あらすじ
ある日、男子高校生・佐原は交通事故により死亡した。だが、その死は事故によるものではなかった。幼なじみの少女・千秋によって殺されたのだ。なぜ千秋は自分を殺したのか――? 佐原の死をきっかけにクラスメイトたちの本当の想い、そして新たな真実が見えてくる。
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ユーザーレビュー
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甘くて優しいどんでん返し
ある日、幼馴染みに「殺された」主人公が、幽霊となって幼馴染みの凶行を止めようとするのだが…というストーリー。
「犯人」は第一話からわかってしまっている(ように見える)わけで、読者の側としては、ミステリ部分の焦点を「なぜ」に合わせて読むわけだが、それを終盤に一気に覆す返し技は、なかなか上手に決まっていたと思う。
面白かったのは、それぞれのキャラクターが、登場したときとはずいぶん違う印象に変わっていく点だ。
それ自体は別に作品において普通のことだが、「登場人物全員」がそうである、という漫画は、なかなかないように思う。
そう決めて描かなければ、こうはならない。
登場人物全員に、裏がある。
しかし、その「裏」というのは、自分のダークサイドみたいなものを隠している、というよりは、誰しもが表に出せない弱さや強さを抱いて生きている、という提示であって、露悪的ではなく、むしろ優しさを感じるものであった。
主要な登場人物たちは皆、誰かを傷つけた過去を悔い、再び誰かを傷つけてしまうことを恐れて生きている。
正直、このあたりの描き方は、ちょっとナイーブに過ぎるような気もした。
また、「佐原も実知も生きていた」「親の意向で死んだということにされていた」という展開には、さすがに「おいおい」と思ったし、いくら何でもハッピーエンドありきに過ぎるんじゃないか、という気もした。
最初に書いた終盤の展開も、サスペンスとしてスパッと切れ味のあるどんでん返しというよりは、甘くて優しいどんでん返しである。
ただ、そういう全て、登場人物に対する作者の愛情のように感じて、私は、好意的に受け止めたいと思った。by roka- 16
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5.0
読んで損はなし(多分)
よくある 『主人公に近い大人しく可愛い子』が犯人かなぁなんて思って読んでたんですが 誰もが犯人ではなかった事に 意外性を感じました。そして それぞれの 抱えていた心の闇。と 言っても 誰もが感じた事のある気持ちだと思います。なので 尚更食いついて読んでしまいました(笑)
最後がハッピーエンドなのが とても良かったですby 煌らぶ- 17
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5.0
NEW面白い
広告で見かけておもしろそうだったので読んでみると、とても面白くてハマりました笑
無料で読めるところが少ないのが残念ですが、ポイントをためて読み進めていきたいと思います。
他のサイトなどで無料で読めるところまで読みました。
感動系かと思いきや、ちょっとホラー?っぽいような気もします。by すずもこ- 0
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4.0
よかったのかな
登場人物達が第一印象から途中と終盤とで印象が変わっていくので先が気になって一気読みしちゃいました。
お話も序盤~中盤にかけては犯人がいるもんだと思って読み進めてるので、結構ドロドロしたホラー混じりなのかと思ったら終盤でみんな生きててホッとしました。
ただ、主人公が自分のしてきたことに蓋をしてきたことがそもそもの発端とする割に急に許されすぎに感じたのと、他の方のレビューにもあったけど、頼む親も親だけど親に頼まれたからって生きてる生徒死んだことにする学校にモヤッとしたのとリーダーを務めるサッカークラブの試合がある小1(小1に対する周りからの期待とプレッシャーがエグい)と保育園児を残して仕事に行く両親(特に母親の言動や振る舞い)に疑問があるので☆-1(気持ち的には-1.5)で。by 匿名希望- 3
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4.0
誰にでもある
未成年独特の悪意なく無自覚な、たちの悪い偽善や保身が軽いタッチの絵柄でさらっと描かれていてリアル。
本当の悪人はいないという落としどころが良いですね。
二つの家族が子供を死んだことにして学校側がそれを濁すでもなく「死んだ」とアナウンスするとか設定にちょいちょい引っかかりを感じましたが、漫画だからと目をつぶって読める範囲ですby 匿名希望- 6
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4.0