みんなのレビューと感想「世界を敵に回しても」（ネタバレ非表示）

ネタバレ レビューを表示する

昔から斉藤倫さんの漫画が大好きで久しぶりに読んだけど面白かった。切ないし、ハッピーエンドとはいえないかもしれないけど良かったです。葉平がいいやつだしカッコいい。

禁断の愛でも、最後はまさかの真実が分かれば良いなって、応援したくなりました。お互いを思いやり、信じていれば乗り越えていける姿が素敵です。

こんな時代が来たんだねと、感動で読み進めてますよ。タイムスリプをしたのです。恋愛小説と生きることの大切さを感じる。

タイトルに納得

ネタバレ レビューを表示する

まず、絵が好きでこの作品を読み始めました。
母の再婚で新しく父と兄が出来た主人公。
いつも何を考えてるか分からない兄に恋のような感情が芽生える。
そして兄に近づくにつれて、兄の秘密を知る。
いつも闇に閉ざされていた兄の心を晴らすため、意を決して行動にでる。
幼馴染への気持ちも確信する。

そして兄の心は昔のようにすっきりと晴れわたり、これからもずっとそんな兄でいて欲しいと主人公は思う。

流れはこんな感じですが、言葉や気持ちが省略されていたりして色々と考えさせられます。
幼馴染へ気持ちを伝える時の主人公のセリフは真っ直ぐで、とても良いです。

世界を敵に回しても 幸せでいること
私は作品を読んで、そう解釈しました。