5.0
お勧め
この作者の定番奇談系のお話だけど、外国版はあまり無いから毛色が変わって更にいいかも。欧米貴族の優雅な暮らしっぷりにもボーっとなるし、オカルト系好きな人は特に、方向性違うけど、バトラー好きや王子様キャラ好きな人にもいいかも。
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この作者の定番奇談系のお話だけど、外国版はあまり無いから毛色が変わって更にいいかも。欧米貴族の優雅な暮らしっぷりにもボーっとなるし、オカルト系好きな人は特に、方向性違うけど、バトラー好きや王子様キャラ好きな人にもいいかも。
同じ作者の「蔵のある家」という漫画を読んだときは、「情緒がある」という感想を持った。
特別にひねりがあるわけではないが、独特の雰囲気があって、しみじみとした味わいがあった。
ただ、本作については、いささか首をひねった。
この作者独特の空気感みたいなものが、十九世紀末イギリスのブルジョワ家庭、という舞台設定に、イマイチ合致していないような気がしたのだ。
そういう意味では、ちょっともったいない、という印象を抱いた。
ヒロインの怪談大好きなお嬢様の成長譚というところでしょうか。イギリス人の幽霊好きは聞いたことがありますが、ヒロインの幽霊見たさ故の失敗や周りの大人のフォローが良い。ヒロインの年齢が低いせいか、いつもの幽かなふんわりした優雅さは減っているかもしれません。
無料版で第1話を読んだのだが、
1話だけでは、この作者のいつもの風情が感じられなかった。
2話、3話と読み進めると、
もっと細やかで深い風情が出てくるのだろうか。
蔵のある家は無料の第1話で既に引き込まれて最終話までで購入したが、
この話は有料で読もうかどうか迷っている。
第1話のインパクトが正直弱い。
なんといってもすきですね。
波津さんワールドで大好きです。
ファンタジーでもあり奇譚でもあり、なんといっても雰囲気がいいですね。