【ネタバレあり】情交のレビューと感想

続きが早く読みたい！！

無料だったからという安直な理由で読みましたが、ポイントを注ぎ込み更新分は全て読みました。

登場人物が多いですが、それぞれの人物の内面が分かる様にそれてそれぞれの人物ご話を読むと繋がっていくというストーリー形成になっていて新鮮です。

まさにタイトル通り、情交、色んな人の情が交じって、考えさせられます。

人のアイデンティティの形成において、環境が大きな影響を与えますが、親の影響であったり、他人の影響で自分の知らなかった（知りたくなかった）一面に気づいて戸惑ったり、それらで産まれた人間の黒い部分が性と結びついて、人間味が浮き彫りに描いている感じがします。

身内に襲われるとその子の人生に大きな大きな傷がついてしまい消すことは出来ないと改めてひしひしと感じます。

人の業について考えされられる

まだまだ終わりは見えませんが、続きがとても楽しみです。
他のかたもおっしゃってるように、各登場人物のフォーカスの関係上時系列が順不同なので、しっかりと名前と顔を一致させないと若干の混乱をきたしますが、じっくりよんでさえいれば「ああ、こことここがこうつながってるのか、こういう背景があるからこうなったのか」と本筋は理解できるはずです。
各人物の(とくにるりはちゃんの)今後に幸あれと願わずにはいられません。

これで完結！？

完結するまでは、様々な登場人物の人生、欲、思惑が複雑に絡み合い、ゾクゾクするほど面白かったのに。。。
「これで完結！？嘘でしょ！？」
思わずそう叫んでしまったくらい、アッサリとした、そして強引なラストでした。
おじさん以外の登場人物がみんな良い人みたいな感じで終わったのも、消化不良の一因です。
これから、るりはやなゆがどうやって生きていくのか、もう少し先を読んでみたかったなあ。
そして、クズ野郎のおじさんは、もっと苦しんで、胸がスカッとするほどの罰を与えて欲しかったです。
本当に残念なラストでした。

か、完結してしまった…

すごく面白くて、毎回更新が楽しみな漫画の一つでした。
だからこそ終わり方が、急展開すぎて残念だったな…完結の文字を見て唖然としてしまった。キャラの内面を深く掘り下げた描写がもう少しでもあれば、星5にしてたのですが、そういう理由で星3にしました。
完結直前までの展開は、さまざまな思惑が絡み合い、人間の奥底の醜さ、時には美しさを見ることができて本当に良い物語だった思います。この作者さんの漫画は、新しいものが出たらまた読もうと思います

絡み合う物語

無料部分をきっかけに読み始め、オムニバスなのかと思いきや意外なところから時を超えて登場人物の物語が繋がっていき目が離せなくなりました。愛子さんの毒針話は当初嫌悪感もありましたが話が進むとそれぞれの闇が隠し切れなくなっていく様にも引き込まれました。ドロドロの救いの無い世界が面白かったのもあり微かな希望が見える程度じゃなく最終回でスッキリ整理されてしまったのは意外でした。こずえちゃんの途中経過はもう少し知りたかったです。

時間をおきながら読んでたので、話と登場人物が一致しなくて少し理解するまで時間がかかりましたが、よく読んでいるとわかってきてそれぞれの話の続きが楽しみになってきました。

人の弱い部分、汚い部分、色々な世界を垣間見れるストーリーです。
個人的には、こずえちゃんの本心やその後が気になってます。迫くんの弱さもリアルで…かっこよく助けるのがマンガやドラマであるだろうけど、そうも出来ないのが妙に現実的。迫くんに想いを寄せる子の本心もリアル。そうゆうのもあるよなぁ人間だもの…とか考えちゃいます(笑)

イマイチ理解できないかな…

真面目な職業の方にこういう変態な願望持ってる人って多いとか聞いたことあるけど、職業に関係なくこんな一面がひょっこり出てきたりするのかな？とか思ったり…。

でも、再会して「まだ足りない」って思う所が、男のおごりというか！この子は何をしても周囲にばらしたりしない安全な子、っていう前提があるこらこんな感情を持つんだし、これがお金とかゆすってくるような子だったらこんな感情にはならないはず！

なーんか男性の勝手さにうんざりな後味の悪さでした。

全話奥が深く好きですが、42.43話の弥生ちゃんの話がとくに好きです。
「1人の男に全てを求めることはできない」だから自分のバランスをとるために色々な人に気持ちを分散させる…
いけないことだろうけど、とてもわかります。
こんな生き方あっても良いんだなぁ…って考えさせられました。

面白かったです

情交、その名の通り、性行為と恋したり愛したときの心がテーマです。
人は矛盾する。しない人もいるけれど、私は矛盾している自分との対話を続けながら生きてきたので、読んでいて、心にごちゃごちゃを抱えていく人に親近感があり、また主人公1が強くなる（まだ途中です）のに期待させられますし、主人公2には光のあらんことを祈りながら、最終話まで読み続けたいと思います。

タイトルの通り。。

人と人との情が交差しあっているような内容です。
他の方のレビューにも書かれてあるとおり…、各々完結されたお話しではなく…それぞれが何らかの形で登場していたり…関係していたり…と多方面から多角的に主人公という話しが作られています。
時系列で展開している訳ではないので、「この人、前にも出ていたな」や「こっちでは主人公だったのに、この話しでは友達(義理の父親や母親)になっている」というような感じです。

人の業というのか、欲望が垣間見得る話しです。