【ネタバレあり】パリ、背徳の一夜のレビューと感想

出張で初めてのパリへ来たヒロインは経営者一族のヒーローに食事に誘われ、ちょっと羽を伸ばしてもいいかなと誘いを受けました。すると突然義兄に近づくなと言われビックリ。でもきっちり誤解を解いたヒロインは自分の浮ついた気持ちを反省します。それでもヒーローの誘いに抗えず関係を持ってしまいます。そしてズルズルと続いてしまい、ヒーローはヒロインの出張にまで付いてくる始末。なのにヒロインに子供がいると知って一変します。そして2人の関係がヒーロー姉にバレて糾弾されてるヒーローを庇いにヒロイン登場。カッコ良かったです。ヒーロー姉弟は父親から酷い扱いを受けていたんですね。二人の姉兄と末っ子のヒーローはちゃんと話をして理解を深め合えて良かったです。良いお話でした。

プレイボーイが変わるってなかなか大変なことな気がします。初めはお互い軽い気持ちだったから、深入りすると余計手放せなくなりそう。

子育てから一旦離れて、自分１人になる瞬間を欲しいと誰もが思うと思います。母として葛藤の末、ちゃんと打ち明けて、すぐには理解してもらえなかったけど、ヒロインの真摯な気持ちとヒーローが家族と向き合えて、素敵なラストでした。