円舞曲は白いドレスで

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あらすじ

昭和10年、戦争の影が忍びよりつつある激動の時代――。洋服店の娘、湖都は遠縁にあたる男爵家の次男、将臣と婚約する。そんな折、英国大使館での舞踏会に出た湖都は、スパイ騒動に巻きこまれ英国海軍将校のサジットと知り合い…。昭和の初めを舞台に描くドラマチック・ロマンス第1巻!

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みんなのレビュー

  1. 評価:5.000 5.0

    なつかしい!

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    「円舞曲は白いドレス」全4巻→「白木蘭円舞曲」全3巻の、計7巻のお話しです。タイトルは変わりますが、1つのストーリーです。
    舞台は、昭和初期の日本、上海、インド。世界中が戦争真っ只中で、時代背景も魅力の一つかな。
    主人公・ことが、時代に翻弄されながらも、3人の男性と恋愛し、夢を追いかける、ものすごく内容の濃い~お話しです。
    でも全7巻という短さから、描ききれなかったんだろーなーと感じるところが多々あります。せめて20巻ぐらいに渡って、しっかり読みたかった……
    あっさり過ぎていて、それだけが残念。
    でとストーリーはほんと完璧。
    絵も今とかわらずきれいです。

    • 7
  2. 評価:5.000 5.0

    映画化希望!

    ネタバレ レビューを表示する

    昔、読んだ記憶があります。すごく感動したのに、何故か内容を忘れてました…。
    友達何人かでコミックを回し読みして、将臣さん派かサジットさん派かでバッキリ別れて、超議論した記憶もあります。
    ただ、自分がどっち派だったは、いまだに思い出せないのが、悔しいというかもどかしいというか…… (/´△`\)

    続編(マグノリア?)があるのは他のレビュアーさんのおかげで知りました。今からそちらを初めて読みますが……。
    こちらの話は昔に読んだ時より、自分が年齢を重ねた分、内容をそれなりにしっかり捉える事が出来て嬉しいです。

    どの話数にも必ず名シーンがあって、それを作り出す最大の要素である名台詞に一番感動しました~( 〃▽〃)。
    湖都ちゃんやサジットさん、将臣さんの言葉はもちろんですが、ミセス・ビルラや龍一さん等、登場人物全てにあるのがすごいと思います (σ≧▽≦)σ

    シーンだけでいうと、サジットさんが英国軍相手に船の中を翻弄しまくるところが一番お気に入りです。サジットさん、めちゃくちゃ身体能力高い………デッキというデッキを跳び移り捲って、しまいにはマストの頂上まで行った挙げ句、海にダイブって……唖然 σ( ̄∇ ̄;)

    登場人物みんな魅力的ですが、逆境や窮地になればなるほど、どこか飄々として行動する、サジットさんと湖都ちゃんの姿には特に、自分に学ばせられるものがありました。
    「映画化希望!」とも思いますが、適役だと納得できる俳優さんや女優さんの選択が大変そうですね …… (;^_^A。

    [ダラダラと長くなってすみません💧]

    by ABYSS
    • 6
  3. 評価:5.000 5.0

    往年の名作

    学生当時リアルタイムで読んでいて雑誌単行本も持っていた大好きな作品。電子コミックで見つけて何十年ぶりかに読み返しても色褪せない名作であることを実感しました。
    『円舞曲は白いドレスで』は将臣さんの一途な愛の物語の序章です。続編の『白蘭木円舞曲』が本編と言っても過言ではありません。是非とも続編もおすすめします。
    学生当時は将臣さんがかっこいいかわいそうと涙していましたが、大人になった今は、
    将臣さんの孤独で静かな大きな包容力ある愛に号泣しました。
    本当に素敵な作品です。是非シリーズでお読み下さい。

    by 匿名希望
    • 1
  4. 評価:5.000 5.0

    将臣さん推しです

    ネタバレ レビューを表示する

    マグノリアを読んでからこちらを読んだせいか
    断然、将臣さん推しです。
    サジットもそれなりに良いのですが
    将臣さんのクールな中に偶に見える熱さがたまらなく好きです。
    父親似で男爵家第一だったのが、最後には父親に反抗するようになったのも
    湖都への一途な愛から。
    湖都への愛に気づくところとか、無茶苦茶可愛いです。
    自分の命の短さと自分が軍人でいつどうなるかわからないから、最後に湖都をサジットに託す所は
    何回読んでも泣きそうになります。

    • 0
  5. 評価:5.000 5.0

    ロマンスの王道

    ネタバレ レビューを表示する

    さいとうちほさんの作品で1番最初に読んだ作品かもしれません。
    こんな王道をサラッと描いて、人によってはダサイと感じるような設定なのに、絵のせいなのか、世界観のせいなのかわかりませんが、引き込まれます。
    つい、主人公2人に最初は肩入れしてしまいますが、最後らへんになると、将臣さんがかわいそうになってきてしまう不思議な気持ちが芽生えてきてしまいます。将臣さんの気持ちや表に感情を出せなかった気質がこうなってしまったような昔の日本男児的な…
    でも、きっと、ずっと好きだったのだろうなと思わずにいられません。
    ヒーローよりつい肩入れしてしまいそうになりました。

    by tomoー
    • 0

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