【ネタバレあり】酔うと化け物になる父がつらいのレビューと感想（10ページ目）

続きが気になって一気見してしまいました。
私の家族にもお酒を毎日飲んで、たまに泥酔するときがあるので、他人事ではないと考えさせられました…

辛い

初めは、なんだこれ？って感じました。うちにも酒乱がいた。酒飲みの周りには酒飲みが集まる。何故、母は自死を選んだのか、残された、本人は見捨てられたと書いていたが、父親が”モンスター”過ぎて、母親の登場が少ないので、理由がよくわからない。こんな家嫌ですね〜、ただ本人も妹さんも、モンスターも、今の所ですが、死を選んでないので、強いなーと、弱いのかもしれませんが。

親と子のそれぞれ

親であっても子であっても、それぞれ中身が違い、生き方も違う、それをヒシヒシと感じさせる内容でした。
お父さんがお酒に溺れる意外に、何か楽しみがあれば、、

スカっとしないリアル

飲み仲間、スナックのママが
母親の最期を知ってて…子どもの苦労を見てるのに、変わらない悪誘…
この家族への救いの少なさと
父親に対して持ってしまう罪悪感…

フィクションならば、「お前たちのせいで！！」と飲み仲間やママに社会的制裁を加えてスカっとするのかもしれないけれど、
続いていく生活と人間関係…

周りが悪くとも自分の生活を自分で成り立たせ守っていかなければならない。
そうゆうことなんだな。と思いました。

キツいけど現実味がある内容

広告に惹かれて読んでしまいました。
内容としては重く、読んでいて苦しくなるシーンも多々ありましたが、絵がソフトなので読みやすいですね。
改めて感じたのは家族なんだからとか親なんだからとかで、感謝しなくちゃ、育ててくれたんだから、とかの絆があるからこその柵がより当事者を苦しめてることはたくさんあるなと。
誰でも親や家族に対して大なり小なり重圧や歪みはある。
近すぎる存在だからこそ苦しいって言えなくて追い詰められるんだなーと。

こういうお話は見てて辛いです。きっと悪いお父さんではないと思うのですが。お酒は人の人生を変えてしまい、怖いなと思いました。

うちは母が酔うと人が変わります。
作者の方の気持ちが痛いほどわかります。
酒に酔っている母が大っ嫌い、何度死んでくれと思ったかしれない。私は私の人生をと何度も思いますが、結局家を出られません。
毒親系の漫画をいくつも読みましたが、一番共感できました。

わかりやすく、面白かった。

一気に最後まで読みました。
わかりやすかったし面白かったです。

特に忘れられないのは、クズ男彼氏のこと。
こんな悪人が普通に生活しているのがとても恐ろしい。
正に「悪」。

なんだかとても辛いお話でした。私の知人にもアルコール依存症の親御さんがいらして、それはそれは辛い日々を過ごしていました。その方は入院して今はリハビリ中ですが、やはり家族のご苦労は相当なもののようです。主人公のお父さんは亡くなりましたが死んだらみんないい人になってしまうので、トラウマを抱えて生きるのは大変だろうと思います。もう頑張らなくてもいいので、静かに暮らして欲しいと思います。

お父さんのこと、好き？嫌い？

酔っぱらって迷惑かけて心配かけまくるお父さんと娘の悩みながら過ごしていくストーリーです。
お父さんのことを大切に思う気持ちと、受け入れられない気持ちとの葛藤がうまく伝わってくるストーリーです。
「親が嫌い」では、片付けられない親子の絆と、二人にしか分からない何かが交差する様子がうまく描かれています。そして、お父さんが死んでからの主人公の世界の広がり方も独特でした。