5.0
考えさせられます
親と子の関係について考えさせられました。精神疾患のひとことでは片付けられない、小さいときからの親子関係や親と子の性格の個性が人をつくるのだなー
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親と子の関係について考えさせられました。精神疾患のひとことでは片付けられない、小さいときからの親子関係や親と子の性格の個性が人をつくるのだなー
現代社会の闇を感じる作品。こういう状況に直面した時、当事者はきっと異常な状態におかれていることにも気付かないのだろう。押川さんみたいな人に出会えた人は、ほんの一握りの人だと思う。
なかなか闇深い話しもあったりして、考えてしまう話しもあり。
絵のタッチが人物ごとあまりかわらなくて
話しが違うのにまた同じ顔?となったりする。
内容は面白い!
こんな家庭が世の中にはたくさんあるんだろうな、と思いました。育て方だけではない何かあるのかもしれませんが、幸せな家庭の中なら起こらないことなんでしょうか。ストーリーが良かったです。
このような職業があることを初めてしりました。これまでは知らない世界でした。家族なのに、家族だからこそ大きな葛藤や苦しみがあるのだと思いました。
精神病者の家族をもっていますが、本人や家族の心情などをとてもよく描かれていると思います。
たくさんの人に読んでもらいたいです。
押川さんみたいなひとがもっと増えればと思います。
日本で起きる事件のほとんどが家族間っていうのがすごくわかりやすく描かれていて、親と子だから、逃れられなくて、こういうふうにたちきってくれる人たちが必要なんだなって思いました。読む価値ありです。
様々な親子の形がある。子供が精神的におかしくなる背景には必ず親の歪んだ育て方がある。力ずくで隠そうとするから、さらに子供の心が歪んでいく。本当にこんな親いるのかな。子供が可哀想。
テーマがシリアスなので、重いかな?、ウェットかな?と思っていたのに、案外と乾いていて読みやすい。お涙ちょうだいよりもかえって心に響きます。
これが現実なんですね。行政につなげるための機関の必要性を、痛感させられます。私にもできることはないだろうか、読んでいてそんな気持ちになりました。