みんなのレビューと感想「「子供を殺してください」という親たち」（ネタバレ非表示）（103ページ目）

実際にあった話

表に出てくることもある、精神疾患をかかえた子どもがいる家庭。全員がその子の人生を想像し、考えたあげく、思うことが本の題名のとおりなのだと思う。リアルで怖い。作者の絵の描き方に迫力がある。

怖いけど

内容は真実味が高く、絶対こういう明るみに出ていない家庭がいっぱいあって、事件になってニュースになっていくんだなと思います。子どもと親は血縁関係がある場合が多いですが人としては全く違う人間と言うことを忘れない様にしようと思います。

深い

確かに、我が子を殺せ、というのは無責任な話で、我が身可愛さを孕んでいる。
子供の人格形成には間違いなく周りの環境が影響し、子供を殺せという親の発言は、子供に対する責任感から来てるはずで、それは自分が子供に関わってきたと認めている証拠だ。
人の弱さを学べる、良い漫画だ

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ホラー作品…？
と、タイトルが気になり読みました。
内容は何かのきっかけで引きこもりになったり、一般の生活が出来なくなった人達と親がどう向き合うのか、向き合えるのかを題材にしたお話でした。
とても心に響く、社会的な内容で続きが気になるし、みんなが幸せになれる訳では無いのか…と悲しくもなる漫画でした。

うわー

なんか、いたたまれない話が多くて。
こんな子供が犯罪を犯したりするんだなぁと納得したり、こんな親だからなんだなと納得できなくて。
とにかく後味が悪いストーリーです。

あるある

あってほしくないけど　実際におこりえる問題で　最近の事件とか　犯罪を犯した子供の親の気持ちとかいろいろ考えさせられました。

障害のある人と仕事で関わっています。
この仕事をしていて思うのは「仕事」だからできる我慢がある、という事です。
親という立場に立った時、どうにもならない、我が子を殺めたいという感情を持つのは、子に対する責任感からなのかもしれません。自分が育てた子供が道を踏み外した時、更生の糸口すら見つからない時頼れる人がいるのは救いだと思いました。ヘルプを出せないままより、「殺してください」と声をあげられたことで、変わる未来があるんだと思いました。

現在子育て中ですが、親は親子供は子供で、尊重しながら子育てしていかなきゃと改めて考えさせられる作品でした。

難しい問題

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精神病の話しは難しいですがわかりやすく書いてあります。
引き篭もりや発達障害からの精神疾患は親や兄弟だけでは解決は難しいと思います。
この話のように仲介してくれる人がいたら解決の糸口が見つかるのではないかと思いました。

子どもは親の分身

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「子は親の鏡」という言葉がある。親は自分たちに非はなく、なぜこんな風になってしまったのかと言う。全ては、赤ちゃんの時から接してきた自分たちの言動の結果であると思う。本当に些細なことであっても、子どもの心に残り、大人になってからもそのことが影響している。しかし、その親たちにも親がおり、連鎖していると思う。どこかで己の負の連鎖が断ち切れると良い。
精神疾患の人たちの現状や言動が分かりやすく描かれ、面白かった。現実の、このような方たちの病が少しでも早く良くなるよう祈ります。