4.0
キラト先生初の単行本発
キラト先生初の単行本!「愛撫」シリーズとでも申しますか、全くタイプの異なる4組の男女が織りなす愛の物語です。
「ベストエンドは…」ヒロインのえなが、あまりにも無遠慮すぎて、4編の中では一番共感できなかった作品。清水は、えなのどこがそんなによかったの?清水クンの一途さだけが光っていました。
「初恋は…」アプリゲームの世界に夢中で、二次元にしか興味のないヒロイン白井は、チャラチャラしていてテキトーな職場の成海先輩が大の苦手。なのに「試しに俺と付き合ってみる?」と言われて…。三次元の男子に目覚めていく過程が、ムズきゅんです。
「再会は…」1年付き合って、キスもHもなし…で別れたあやのと唯人が、5年ぶりに会社の同僚になっちゃって〜の元サヤもの。キスもHもなかった理由は? この手のお話、大好物です。
「中毒は…」ーその躰 僕にくださいー 猛毒を持った 蛇みたいだー…ゆりと深雪の物語、好きか嫌いか好みが二分すると思いますが、誰もが「中毒」になること間違いなしです。
「あとのあと」「ベストエンド…」と「中毒は…」の前日談。ここは無理に課金しなくても、よいかもです。
画の線はやや荒めですが、キラト先生のエロティシズム溢れる短編集、おすすめです。
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