【ネタバレあり】執着愛～囚われの巫女は王子に奪われる～のレビューと感想

最後まで読みました。
何で主人公にこんな執着を？美人だから？と思っていたらまさかのファン一号だった。
こういう話で絵が綺麗じゃないとしんどいですが
すごく綺麗な絵柄でした。

絵が綺麗です。ヤキモキしながら読みました。パッと見、フローレンは、物事を理解出来ていないのかな～なんて思っていましたが愛する人のためにわざと離れようとする言動には感心しました。幼い頃から一途な思いが実りホッとしています。

いきなり連れて来られたら

誰だってビックリすると思う。王太子が、平民を妃にする何て有り得ないと、ヒロインの様に考えるのが普通。しかし、側近の第一騎士さん、なかなか辛辣な物言いで、冷淡だし、ヒロインを蔑んで疎んじているのを隠そうともせず、ヒロインは辛いだろうなぁ。
ヒロイン付きの侍女や、料理人、洗濯人、掃除係and so on……ヒロインの人柄のせいか、皆優しいから良かった。弟王子、可愛い✨こんな屈託の無い明るい子なら、弟じゃ無くたって可愛いから構いたくなるよね。
歴史の先生、優しそう☺️。いきなり連れて来られたヒロインを心配しているのかな？
一時は、どうなるかと思ってやきもきしたけれど、ハッピーエンドで良かった

身分の違いで実らないかもしれない恋でも、お互いが強く思いあってたら 良い結果になる最高のパターンで、読み終えても良かったなあと嬉しくなりました。

ロマンス系はいいね

好きなのもありますが、ロマンス系はいいですね。初の作家さんでしたが、お話にぴったりの絵柄で好きになりました。王子が溺愛しておりますが、彼女は一座の踊り子。自由の中に生きてきたから籠の中に閉じ込めてはいけない。けどそこにロマンスが生まれたらどうなっていくのか。一目惚れってしつこい愛ですね。

神聖娼FUと庶子王子との結婚定義問題⁉

幼少の頃より,踊り子となり,技術力もさることながら,妖艶な美貌から,30年に一度の神の巫女に,王子により抜擢される⁉千年も前から続く儀式で,形式化されているにも拘わらず,巫女は神の代理とされ,国王に純潔を捧げねばならない慣習。父王は病床に伏せており,王子が代行を務める。(史実によれば,神の巫女は,神の代理であり,神聖な躯であり,唾液や体液は,病気の治癒に効能があるとされており,神と交わる事になり,神聖な力を手に入れる事だと信じられていた。社会的地位もかなり高く,歴史上,女王や王妃にまでなった者も数多く登場している)…何も知らないヒロインは,一夜を共に過ごすという認識はあったものの,儀礼的に形式化しているモノだと思っており,性技ゼロだと解釈していたが,王子から,形式的に済ませるつもりはないと告げられ,KAN淫されてしまう。王子自身は,神の巫女の神聖な力等,信じておらず,遡っては,幼少の頃,花を手向けた幼かった踊り子に,再び,巡り逢いたかったという気持ちを秘めていただけ…。ヒロイン自身も,微かな記憶の中で,花を手向けてくれた少年の事が,心残りではあったものの,手懸かりも無く諦めていた。偶然にも,二人には接点があり,互いに初恋の相手だった⁉その後は,無理矢理,愛妾として,城に連れて来られたり,強引な性虐に遭うも,王子の思惑が理解デキナイ⁉慰み者として蹂躙する為の遊び女⁉元々,王族と平民では,身分が違い過ぎる為,釣り合わない⁉ヒロインの出自を釣り合わせる為,王子が差し放った鬼手とは⁉読んでて最期までハラハラしました。