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エンバーミング、監察医、納棺師など、死に係わる職業になんとなく背を向けがちですが、フィクションの世界で取り扱うと身近に感じられます。この絵がもつ雰囲気がエンバーミングに合っていて、マンガならではだと思います。日航機墜落事故からエンバーミングが重要視されるようになったのはよく知られていますが、それでもまだまだですから。
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エンバーミング、監察医、納棺師など、死に係わる職業になんとなく背を向けがちですが、フィクションの世界で取り扱うと身近に感じられます。この絵がもつ雰囲気がエンバーミングに合っていて、マンガならではだと思います。日航機墜落事故からエンバーミングが重要視されるようになったのはよく知られていますが、それでもまだまだですから。
エンバーマーのお話です。
不意な事故などで傷付いた身体をキレイにする事で遺族が少しでも気持ちが癒されるなら、こんなステキな仕事はないと思います。
周りから理解がなくても、自分の仕事に誇りを持っている主人公がとてもカッコいいです。
絵は個人的に少し見づらい印象があります。
でも、そんなの気にならないくらいオススメなお話です。
画の迫力もあってか、随分と泣きました。
主人公の職業、扱っているテーマ
もっと沢山の人に知って欲しい…。
1話毎に読み切り形式なのが
細切れで読んでも楽しめるので
個人的には好きです。
ケンジとお巡りさんのエピソードで、
最後の敬礼をするシーン。
何度読み返しても号泣ものです。
大好きな作品です。今の日本に住んでいると、死はどこか他人事のもののように感じてしまいますが、この作品は、死が生の延長線上のモノでしかなく、誰にでも、今すぐにでも訪れる可能性があるものだということを思い出させてくれます。涙無くしては読めませんが、どの話もどこか救われるところがあるので、是非是非読んでみてください。
アズキと心十郎さんの幸せなところがもっと見たかったけど、それがないのもまた良くて、私自身エンバーミングを知らなかったからすごく。考えさせられました。
エバーミングという骨太で重いテーマですが、作品はシリアスなストーリーの中にコミカルさがあって非常に味のある作品だと思います
絵のタッチも美しく、妖艶です
人の命とはどこにあるのか
生命機能の停止が、すなわち死なのか
日本ではまだまだ普及してないエンバーミングが主題
死化粧師(エンバーマー)の仕事内容や道具についてはかなりリアルに描かれていると思いますが、普通のお仕事漫画ではなく、人間心理や恋愛も入ってます。
普段はチャラい心十郎が、仕事の時に見せるストイックな顔、遺族の気持ちに寄り添う優しさに惚れました。
絵もセンスが良く素敵で大好きです!