【ネタバレあり】脂肪と言う名の服を着てのレビューと感想（5ページ目）

モヨコの世界

キレイを求める女性がハマる、拒食症。あと、カースト上位の女が出てきて、主人公にイジワルをする。でも、キレイが一番な世の中の不思議。

デブはいつまで経ってもデブ

のこが典型的なデモデモダッテで腹が立ちます。彼氏に依存して自分の考えがなくて、流されっぱなし。たぶん一生デブのままだと思う。マユミもやばい。

パッとしない

終わり方が本当に微妙だった。なんか
モヤットして終わる。それが狙いなのかな？あんまり読んでて明るくなる内容ではありません。ダイエットにすごく執着してるなって思いました。

タイトルから本当に自分の心がえぐられそうになりました。はい、私はぽっちゃりとかいう言葉でごまかせないデブです。外見に内面が伴わないと、やはり不幸ですよね。身につまされます。

自分がない人の悲劇

安野モヨコ作品の中でも特に印象に残っている漫画です。一度読んだだけなのに、ストーリーをちゃんと覚えていたのは自分でも驚きました。
主人公の女性は自分がないというか、他人の目を異常に気にするというか、自尊心が異様に低いというか…。それ故にプライドと自己愛が異様に高い人間に目をつけられ、サンドバッグにされてるな～と感じました。

共感

わかる。痩せるために努力なんてなかなか根性ないとできないと思ってしまいがちたが、自分にあった方法に出会ったり悪い習慣をやめれば、するする体重落ちるから不思議。キレイになってく自分は嬉しいもの。心まで変わるかは個人差があるけど。共感しやすい話が、さすが。

安野モヨコの作品はどれも大好き！この作品もモヨコワールド炸裂で一気に読んだ！太め女子が男がらみ？で拒食症にまでなるって意外とありがちかも。面白い！

凄いリアルに太ってる人の気持ちわかる

し、他の引け目を感じるポイントがある人も気持ちわかるけど、展開に救いがない。読んで悲しくなった。現実的と言えばそうなのかも知れない。こんな人もこんな事件もありそうだなーこんな子よくいるよなーとは思うけど、読んで前向きになれない作品はもう読みたくないなって思ってしまう。

心がデブ...

読んでいて、イライラしました。ハッピーエンドを望みましたが、そうはならない事にリアルを感じました。
主人公は心の病気だと思います。それを誰かが気付かせて、心身共に健康に幸せになって欲しかったです。
私自身はやったことはないのですが、心のどこかで、最終手段として食べても吐けば良いと安易に考えていました。スリムでいたい、なりたいという願いの解決すべき本質的な問題は自分の心にあることに気付かされました。

作者が美容関係の本を出しているので、ダイエット本かなーくらいのノリで読んだら、めちゃくちゃしんどい話でした。ちょっと後悔。