4.0
いろいろ深い
人間のいろんな心理の描写が生々しくて剥き出し感がすごい。
面白くて読み進めちゃうけど闇が深くて最後の方は消耗しそう。
でも現実はこれが本当な気がする。最後は自分が選んだことが現実ですよ、という感じ。
哲学とか心理学的なのが好きな人はとても面白いと思う
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人間のいろんな心理の描写が生々しくて剥き出し感がすごい。
面白くて読み進めちゃうけど闇が深くて最後の方は消耗しそう。
でも現実はこれが本当な気がする。最後は自分が選んだことが現実ですよ、という感じ。
哲学とか心理学的なのが好きな人はとても面白いと思う
結構前の漫画だと思いますが今読んでも引き込まれる。
主人公の痩せてきれいになりたいという思いのなかにある「綺麗=痩せている」「痩せて綺麗になれば幸せになれる」みたいな気持ちって40代の私が若い頃はあるあるでした。
今の時代は個性豊かに、細い人もいればポッチャリちゃんも皆それぞれの魅力を輝かせる時代ですが。
ブランド下着のシーンとか当時を象徴してるかな。これ持ってるからすごい、あれを持つのが皆の憧れ、みたいな。
誰かと比べて自分の方がすごいとか上とか、そんなの実はくだらないし馬鹿げてる。
そもそもそんな考え方は貧しいというようなメッセージがあるのかな、という漫画。
タイトルの絵を見て、拒食症の話かなーと思いながら読み始めました。
のこは憎めないキャラだけど、どこかだらしなく、甘い自分に言い訳しながら生きているように見えて。
ストイックに美意識高く生きている人からすれば、それはそれはイライラするんだろうなーと思いました。
私も、のこみたいに大いに自分に甘いので、どこか自分を見ているようでぞっとしました。
まだ無料分だけしか読んでないのですが、
ストレスでついつい食べすぎちゃう気持ちわかります笑
このまま購入するか迷ってる感じで、レビューを読んでると、結構意見が分かれているのでどうしょうかなぁ~と。。。
でも安野モヨコさんの作品は、女性の汚い部分もリアルに描かれてて好感が持てるので、ポイントがたまったら読んでみようかなと思いました。
女、男、性格、体型、仕事、恋愛、嘘、無理、本音…
ありとあらゆるものの「マイナス」が詰め込まれた漫画といってもいい気がします
一番出会いたくない不幸とか、自分には関係のないネガティブな事象が、書き込まれてます
怖いです、はっきり言って(笑)
でも、人間強くて、それでもどうにかいきてる。
そうやってマイナスなことをブ厚いオブラートに包んでいきていく
腹を括ってみんな生きてるなんだなって思わせてくれます
女心がよくわかります!食べていれば忘れられる笑 でも実際には体型気にして食べられないんですけど。のこを見ていると羨ましくさえ思えてしまいますね…マユミは怖すぎてそばにいたら無理だな。精神やられそう。いややられる。痩せたいけど食べたい。愛してるのにうまくいかない。伝えたいのに伝えられない。体もココロもダイエットって奥深い!
私は子供産むまで痩せていて、産んでからずっと太っています。今は太っている人生の方が長い…のこの気持ち少しだけ分かる気がしました。そこに絡んでくるマユミがものすごく怖い。猟奇的というか…美人なのにのこにつっかかってものすごく気にしている。斉藤くんものこに変な執着…冷たくつけはなすくせに執着。そんな2人に振り回されて痩せたのこはマユミと同じようになる。結局人は見た目で幸せにも強くもなるって感じの話。若い頃は幸せとはマウンティングでしかないのかもしれない。
内容は結構考えさせられる
人の裏の感情を表した話というか
深いし複雑なことを題材にしてはいるんだけど
ただ、ちゃんと表現しきれていないとゆーか
いい内容だけど、薄っぺらい?
ありがちな感じで留まってるのと
昔の作品だから仕方ないのかもしれないけど、展開が雑。
それにイラストも雑。
もう少し深く掘り下げて、だからこーなったってつながらないと
せっかくの題材がもやっとしておわる
極端すぎるな。でも痩せることしか脳内しかない女にはまぁいいんじゃない?
心がデブ。なんとなく響きました。
いじめる矛先がなくなることへのストレスは現代社会にもありうることだと思いますね(経験者は語る)
わたしもなかなかのぽっちゃりです。なので、主人公に共感するところがいっぱいあります。うまくいかないのは太っているせい。でも、そもそも太っているのは人生うまくいっていないせい。周りのせいにしてしまう、自分を甘やかしてしまう弱い心を刺されたような気持ちで読みました。最後まで読み自分を振り返りたいと思います。