5.0
脂肪は、女の武器なのか?
頭に響く「食べろ」という言葉。
嫌なことがある度に、私は食べることに逃げていたのだろう。
高校時代からの彼は、そのままでいいと言いながら、同僚のマユミとも肉体関係に。私が太ってるから、みんなはいじめるの?
一大決心をして、エステサロンに行くことにしたが、どか食い癖は治らない。
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頭に響く「食べろ」という言葉。
嫌なことがある度に、私は食べることに逃げていたのだろう。
高校時代からの彼は、そのままでいいと言いながら、同僚のマユミとも肉体関係に。私が太ってるから、みんなはいじめるの?
一大決心をして、エステサロンに行くことにしたが、どか食い癖は治らない。
食べると…全てが忘れられる…
なんか分かる気がする…
本作品は自分の中に眠る何かを刺激する作品です。
だからなのか読後感は、ちょっと切ない感じです。
ただ止まらない魅力もあります。
作者様が描く絵の描写は、個人的にはかなり好きです。シンプルな描写ですが、妙なエロがあります。
他の作品も読んでみようと思います。
怖いお話です。
最初は、無気力で無責任で依存心が強い主人公にイライラしましたが、読み進めていくうちに、彼氏や美人同僚の心の闇もはっきりしてきてゾッとしました。
登場人物が全員病んでいるのが怖い。
私自身、中学時代にデブで鈍臭いクラスメイトにイライラしたことがあったので、美人同僚の感覚も分からなくもない…という所が自分でも怖い。
昔、よく読んでいました。
ほかの恋愛ものとはかなり違う視点で、女同士のいやらしい友情も描いて面白かったなぁ。
マユミはどっから見ても女の敵の女で、絶対友達にしたくないタイプ…でもこういう人。いるよなぁ^_^;としみじみ思いました。
ハッピーエンドとは言えないかも知れないけど、すっきりするところもあって後味がそこまで悪くないと思います。
主人公の気持ちもわかります。太ってることで周りからはバカにされ、そのストレスでまた食べることに逃げて…。まだ途中ですが、一見嫌がらせをしているように見えるマユミの行動や言動も実は主人公のためなんじゃないかと思えてきました。ただのダイエット漫画ではないようです。ラストがどんなオチなのか気になるので最後まで読もうと思います。
人間の闇。暗部。気持ちが悪い。できれば見たくない、避けて通りたいようなことを描いている。
でも、こういう人は実際にいるわけで。自分の身近にもいます。明らかに太っているのに、人より多く食べることを途中でやめられない人。バランスの良い健康的な食生活が送れずにどんどん不健康になっていく人。
摂食障害はれっきとした精神病なんだなあと思いました。
わたしも脂肪のかたまり着てます。
そればかりが原因じゃないけど、全体的に自分に自信がないので、のこのこ気持ち、わかりすぎるくらいわかります。
付き合っていても、[付き合っていただいてる感]がいつまでも拭い去れない。
自信がないからへつらう。
自信がないから謝ってばかり。
笑われても反論できない。
だってデブだし。
今後ののこの頑張りに期待です。
初めての星1評価になります。
安野モヨコ先生の絵は好きなのでタイトルと先生の作品と言うことで読み始めました。
まず…最後まで読んで損した
というのが率直な感想です。読めども読めども、一向に明るくなる展開は来ず、終始ジメジメっとした雰囲気です。
終始暗い話も好きなんですが…この作品はよくわかりませんでした。違う話買えば良かったなぁ( ´,_ゝ`)
読みはじめは何が?となったマンガです。
読んでいくうちに昔、マンガの連載で読んだことを思い出しました。
作風が全然変わらない作者さんなので懐かしいなぁと思いつつ完結まで読んでしまいました。ちょっと疲れてるときに読むには胃もたれしてしまうような感じはありますが、くすりと笑えたり、うわー、怖い!ってなりながら読めます。
不安や満たされない欲求を食欲で満たすって、よく分かります。
とりあえず食べていれば、穴の開いた心が埋まるような錯覚に陥り、食べると満腹感で何も考えたくなくなるから。
あとは寝てしまえば、その場からは逃げられる。とりあえず逃げられる。
でも、そんな自分が嫌でまた食べてしまう…
無限ループ