【ネタバレあり】脂肪と言う名の服を着てのレビューと感想（23ページ目）

救いがなく、ただ怖かった。

自分の意思を持たずに生きると、他人の意思に振り回されるんですね。

のこの痩せたいという意思は、途中までは良かったと思います。痩せて幸せになりたいと、自分のために動いていたから。

痩せた姿を斉藤くんに見せた時が、のこの人生のターニングポイントだったように思います。

斉藤くんにキツイこと言われた時も、見放せば良かったんです。のこは、自分のしたいことしてるのに、斉藤くんはそれを一緒に喜ぶこともせず、自分が安心出来るように相手を強引に変えようとしていたんだから。普通なら「はぁ？私が痩せたいと思って痩せたのに、何が悪いんだ！」って。

のこものこで、斉藤くんに見離されたのをきっかけに痩せても無駄だと誤学習してしまう。
結局斉藤くんのために痩せていたことになり、せっかく芽生えた自我がなくなってしまいました。斉藤くんも、家を出れば良いのに、それをしない。周囲に自信のない人達の集まりを書いたのがこの作品かなと。そんな「ブス」に一番いらいらしているのは、これを書いた作者ではないでしょうか。

私も自分の意思を持って生きていこうと思いました。

女の子にとって痩せたい！痩せていたい！とかってずっと永遠のテーマなのかもしれません。

この主人公は性格のねじれた残念ね彼氏のお陰で色々振り回されたのかなって思います。

絵は苦手

内容は素晴らしい
作者の絵は苦手だけど、内容が重いからギャグ系なイラストが出てくるとほっとする
読み終わるとどっと疲れます

自信がない

結婚してから15キロ太り
いかに世間がデブに優しくないかを
身に染みてわかりました。
主人ともレスになり服も似合わない。自信もなくなりひっこみ事案に。すごく主人公のこの気持ちがわかります。

報われない

主人公の女性が見ていてイライラします。芯から優しい訳ではなく、内心では毒づき憎しみもありながら、現状維持を第一にし、悪化。
前向きさ、健気さ、明るさとは無縁です。

業が深い

思ったよりも業が深い内容で驚きました。
過食に走る気持ちを、もっと深く掘り下げて欲しい気もしましたが、これはこれで淡々と描かれていて良いのかもしれません。

タイトル

から想像すると、ダイエットしてキレイになった話かな。
我慢してたのを少しづつ開放していく描写は圧巻です

必死

主人公が必死。どうにか彼氏と別れずにうまくいってほしいけど、不安やストレスで食べたくなるのは分かるし依存もしやすい。ただのダイエット漫画ではない考えさせられる作品

昔読んで

懐かしくて購入しました。改めて読んでみてやっぱり斎藤ムカつく！のこも外見は変わったけど中身はいじけ虫のまま。言い訳ばかりして自分を正当化するあたり・・・読んでてイラつく～。結末がどんなだったか忘れちゃったので最後まで読みます

ストレス発散

ストレス発散のために食べる行為に移行する人の気持ちはわからない。
わたしの場合は逆なので。いろんな人がいるけど、やっぱり食べて忘れようとする人見てるとちょっとイライラしちゃう。