【ネタバレあり】娘を●る街～昭和の赤線・吉原～のレビューと感想（7ページ目）

読み応えある作品

この作者さんのお話、どれも面白いです。
遊女のお話でも、花魁、からゆきさんなど、当時の風俗を書き分けてます。
おちょろ舟は、店に所属していない最下層の遊女。でも、その哀しい身の上でも明るい主人公には好感がもてます

どうやって仇をするのか楽しみにしていたのに、あっけない、、、
仇の息子に惚れられ、結婚を反対された息子が仇を刺し、自害、、、
う～ん、、、

不幸な生立ち

不幸な生立ちの主人公が家族の生計を立てるために身体を売らなくてはならない状況が不憫ですが、本人は割り切っているのか意外とあっけらかんとしているように見えるのが唯一の救いに思えました。

タイトルからして‥

タイトルからしてショッキングだった。娘を売るなんて、悲しい時代にあっても、たくましく生きる人々の物語だった。

よくある悲しい

よくある悲しい現実だったんだろうけど、いろいろ納得いかない、、。
私だったらそうだったとしても死ぬなぁ…。お武家様だったのなら尚更な気がするけど。

見事に

　復讐を果たしましたね～❗旗本のお嬢様が吉原か………気の毒すぎる。その強さ、素晴らしい。松坂は武士の風上にも置けない下司。

まだ途中

ですが、どうやって父上の仇を討つのか気になります。個人的には花魁に出世する過程も見たかったなぁと思います。

声なきものの唄　から来ました

作者の声なきものの唄から来ました。
またもや女郎の話で、父親が事件を起こし切腹した事がきっかけで廓に行くことになり、復習を誓って徐々に上がっていく、というお話。
サクセスストワリーみたいで気持ちが良い。
女の人の性はいつの時代にも男に買われているんだなぁとつくづく思。

ちょっとえぐい

昔流行った「本当は怖い昔話」みたいな感じで読みました。
日本の古来からの女の扱われ方は酷かったんだろうなぁ、なんて思ってましたがこれ読むと少しイメージできます。

おちょろ船、2つ無料で読み続きが気になり購入して読みました。切ない、、本当に切ない...物語なら松兄と幸せエンドだったんだろうけど..切ないなあ(´；Д；`)