みんなのレビューと感想「児童福祉司 一貫田逸子」（ネタバレ非表示）（97ページ目）

紙一重

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子供が虐待で亡くなるつらいニュースを見るたびに、人間のやることじゃない！と憤りを感じます。でも‥自分が子育てしていて、自分の時間がとれずイライラしたり。そんな自分にハッとすることがあります。
これから何があっても、子供にイライラをぶつけないでいられるか‥？
どの家庭にも潜んでいる脆さが描かれていると思いました。
児相の業務は事件を未然に防ぐことを当然とばかりに言われますが、日本の児相には海外ほどの強制力はないのが現状です。
ストーリーにもありましたが、職員さんが一生懸命やるほどにストーカーや迷惑扱いされて終わるのが現状です。
この本がもっともっと人の目にとまり、社会全体が虐待を防ぐことに意識を向けてほしいです。

考えさせられます

世の中から、虐待される子供がゼロになれば…と、常日頃から悲しく思っていました。子供を救おうとする仕事は、批判に晒されることが多いなか、こうやって現場では頑張ってくれているんだなぁと、改めて感謝の気持ちです。悲しい思いをする子供たちが、少しでも減りますように。

どんな環境でも親が全ての子ども達

無料掲載をなんとなく見たら夢中になってしまいました。色々なケースの虐待される子ども達、人間とは思えない母親と父親、こんな家庭が現実にたくさんあるんだな思うと胸が痛いです。
私自身、父親から暴言で抑えつけられて育ち、母親は見て見ぬふり、二児の母となった今も精神的に不安定で苦しんでいますが、自分の環境はまだマシだったと気がつき、自分のトラウマと向き合いながら読んでいます。
絵もさっぱりしてて読みやすいです。

児童虐待それは誰にでも起こりうる事だと思います。人の親となり一人の人間を育てていく難しさ
ほんとに紙一重です。
テレビで児童虐待のニュースを見るたびに胸が締めつけられる思いです。この主人公のような担当者ばかりだといいですね

虐待もいろいろ

身近なはずなのに、遠い存在として捉えられる虐待。。
日本では他人事を決め込む方々が殆どですね。
でも、虐待は身近ですぐそばで起こっています。
目を晒さないで、気になったら一声掛けてあぜてください。
小さな子どもたちはただただ無力です。
大人が守ってあげてください。

そんなメッセージを感じる良作でした。

現

現代の闇というよりは
現代に闇がなくなってきたことで目立ってきた問題

いらないものは捨てる、売る
そうして生きるのが普通だった感覚を忘れて
きれいごとだけでは守れない命があると知る

グイグイ引き込まれてしまう

そんなに興味のあるテーマではなかったのに、読みはじめてみたら、どんどん引き込まれてしまった

絵もスッキリして読みやすく、重いテーマだけど休まず読み進めていけます

虐待

もしこんな職員が本当に何人もいたら、日本の児童虐待も、もっと減るんじゃないかと。心からよりそってくれる彼女、最高です。

よく勉強した

ヘビーな内容をよく取り上げたなぁと感心しています。
実際は主人公の様に動きたい仕事したい方々ばかりですが、10％程はそうでない方々もいるのが現実!

児童相談所への通報は義務です

児童相談所への通報は義務です。恐れず
、通報しましょう。・・・とは言うものの、近所だったり、職場(私は保育士)だと一人では抱えきれません。同僚や上司に相談しながら進めることになります。このお話のようなことはたくさんあります。事実は小説(漫画)より奇なり、です。通報者の秘密をもっと守ってくれるようになれば、と願ってやみません。すべての子どもたちが、無事大人になれますように。