みんなのレビューと感想「声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～」（ネタバレ非表示）（276ページ目）

続きを読みたいけど、本当悲しい。こんなに若い頃から、他の選択もなく、家族の為に身体を売り続けなくてはいけないなんて。長生きも出来なさそう。その中で好きな人とも結ばれず。救いどころが無いぶん読み進めてしまいます。

主人公の優しさ

良い人も悪い人に出会い、たくさん嫌な目にも遭っているのに、優しさを失わない主人公にハッとさせられた。

ありがちだけど

かわいそうな生い立ちに始まって、だんだんと登り詰めていくありがちなシンデレラストーリー。でも主人公の真っ直ぐな人間性や、困難や嫌がらせや危機に立ち向かっても行ける強さに引き込まれていく。どんな境遇になろうとも諦めない、自分を曲げない、負けない芯の強さが人を支えるのだと考えさせられる漫画。

絵のタッチが好き。
私がこの時代に生まれていたら、命を繋ぐために生きていけたのだろうか。
親兄弟の為とはいえ、我が身を削って働く事ができるのか、と、考えさせられる作品です。どの時代にもあるけれど、貧富の差により、人生を180度変えてしまうことが多かった時代に生きる女の子たちの作品。

泣き虫の主人公のチヌが次第にたくましく成長していく様が描かれています。
たくましく成らざるを得ない生活。
その中でもチヌはまっすぐ、堂々と生きています。
心が痛みますが、その姿に応援をしたくなりました。

実際に本当の自分の子どもを売るなんて

どんな理由があろうとも、自分の本当の子どもを遊郭に売るなんて、本当にありえない！！
今でも日本はなくとも、世界ではそういう国がたくさんあると思う。
その売り飛ばされた女の子が、誇りと夢を失わず、強く生きていく話。
感動して涙が出るシーン多数。

強く悲しい

昔は、本当にこういう社会だったのかなぁと、思いながら、一気に読みすすめてしまいました。瀬戸内の海の漁師の幼い娘たちが、父親の死で、女郎になってしまって、その妹の主人公であるチヌが、強くたくましく生き抜いていくのに感動。

悲しい

こういう歴史を今まではなかなか知る術がありませんでしたが、今ではこのようにネットや漫画でうかがい知ることができるようになり、非常に勉強になるなと感じます。昔の方々の想像を絶する苦労の上に今の私達が生きているんだと考えらさせられます。

普段はあまりこういう時代物のストーリーは読まないのですが無料配信が20話と多かったので試しに読んでみました。
今の時代とは違い厳しい時代のストーリーなのでドキドキ、キュンキュンはありませんが時代物が苦手な人もすんなり読めるストーリーです。

意思を持って生きる

広告からの購読です。
江戸〜明治にかけての廓ものは多いですし、読み慣れている方も多いですね。
自分の意思に反して放り込まれた場所で生きる女や男が魅力的に書かれています。清々しい人もどうにもりゅういんが下がらない人いますが総じて絶望的に嫌な気持ちにはなりません。