みんなのレビューと感想「声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～」（ネタバレ非表示）（143ページ目）

悲しさ

女性の歴史に残る黒い部分が描かれているかと。本当にあったんですよね。日本だけで無く世界で。今の日本に生まれて良かった。

いよいよお香と再会か？

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ようやくお香（サヨリ）との再会を匂わせる内容になってきて、ますます目が離せません。姉やんに会うために女郎を続けてきたチヌと、故郷はとっくに忘れたというサヨリ、結末が気になります。せめて、どうか、生きて再会しますように！

途中でやめられない！

無料枠だけ読むつもりだったのに、途中で辞められませんでした、、、。今で新しい話が更新されるのを待っている程です。100年前にこんな辛くも一生懸命生きた女性たち。本当に強いなぁと感心します。

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辛い肉体労働のなかにも女たちが笑って過ごせる時間があるのが救い。東洋楼のおとうさんおかあさんのような人は滅多にいなかったろうけど…。
後藤田氏の妹さんの話が、今のところ一番好きです。

切なく美しい

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幼い少女が辛い過去を乗り越えて、お姉さんに会える日を夢見て生き抜く姿に勇気をもらいます。切なく、美しく、逞しく成長していく主人公を応援せずにはいられません。先が読みたくなります。

面白い

これが昔本当にあったようなお話なら、今の時代に生まれてよかったと思います。
このお話の時代は全てにおいて安心、安全なんてあり得ないんですね。

本当に昔の日本で起こりえた、とても悲しく過酷な出来事ですが、そんな中でも自分の運命を卑下することなく出会えた人々を思いやり、そして離ればなれになったお姉さんに再会することを願いながら強く生きる女性のお話です。

展開が上手い！

チヌは恵まれているけれど決して幸せでなく、主人公ばかりが優遇されていないところに現実味を感じる素敵な作品です。

暗いけど明るい

女郎という職業は暗さがついて回るが、主人公は明るさが滲み出ているような性格。主人公が泣いているような話は、こちらまで辛く読み直す気にはなれないが、明るく笑っている話は何度も読み直したくなる。

幼くして遊郭に売られた主人公。生き別れの姉と会うことを生き甲斐に、明るく強く生きる姿に毎話、感動して読んでいます。