みんなのレビューと感想「声なきものの唄～瀬戸内の女郎小屋～」（ネタバレ非表示）（102ページ目）

女性たちの悲しい運命

無料分を毎日読み進めているところです。
女郎小屋、遊郭に売られてしまった女性たちの悲しくもたくましく生きるお話です。
様々な背景を持つ女性が登場しますが、皆一様にお金でその身を売られた悲しい過去を持ちます。
その中でもたくましく生きようとする姿、明るくふるまい、毎日を過ごす姿に勇気をもらえます。

歴史

子供は、親の面子やお金の為に一生懸命だ。それは、現代も一緒だ。
子供は、ちいさいころ親が一番大好きだ。
現代も一緒

こんな時代があったんだと、初めは辛い悲しい気持ちで見ていました。
でもその中でも健気に自分を持って生きている主人公に心を打たれました。

悲しい

こんな時代があったなんて考えられないけど、知らないだけで今にもこんな不遇な人生送ってる人はいるんだよなぁ。
ただ昔は女の扱いがひどすぎるよ。これは世界中そうなの？

せつないけど美しい

こんな時代もあったんだな。主人公以外の人生もすごくよく描かれていてどんどん読み続けていってしまう作品です。

展開が気になりすぎる

主人公、登場人物それぞれのドラマが丁寧に展開され、次々と読みたくなる。内容は全く飽きることなく、課金して読んでも惜しくない。

まだ読み始めではあるのですが、、昭和の初め頃まではこのような身売りが続いていたので、そう考えると自分がどれだけ恵まれた環境で過ごせているのかと、深く考えさせられるお話です。
女に生まれて幸せなのか不幸なのか、、いまもなお数々の事情で風俗で働か無ければならない女性等を見下しモノ扱いする風習は根強くあるようにも思いますが、作品の時代と比べたら、ほとんどの女性には自由があるわけですから、壮絶な時代と比べたら現代は十分に幸せなんだろうなって思いました。

いつも楽しみ

悲しいお話しなのに、主人公の純粋さややさしさにいろいろな人が救われていくのが楽しみ。最後は千鳥もお姉さんに会えるといいなあ・・・ハッピーエンドにしてください。毎日楽しみにしています。

悲しい話

きっと昔はこうゆうことが本当にあったんだろうなと思うと、悲しい話だなぁと。その中でも必死に生きていこうとする娘さんたちがすごい。

暗い始まりだなぁと思いました。もう少し読んでみたら辛い話もあり、心温まる話もあり、世間知らずだったチヌが成長して、先が楽しみになりました。