【ネタバレあり】エロスの種子のレビューと感想（114ページ目）

哲学

愛の哲学書かなんかでしょうか。よく漫画にできたなぁと。これは官能小説の類いの話ではないかと思います。

絵が綺麗

とにかく絵がめちゃくちゃ綺麗です。それだけでも見る価値あり。短編で読みやすく、だらだらしたエロさじゃないのも良い。人間はエロありき。色んな愛し方愛され方があっても良いと思わせてくれる。

内容が

よく出来たお話だと思います。ストーリーがちゃんとそれぞれ完結するので、終わりはそれぞれハッピーエンドでないものもありますが、読みやすいと思います。

不思議な漫画ですね。
何か翻弄されるような。
味方によっては恐ろしい。
関わった人が呪われていくような、

この作品を読んでエロとエロスは
別物なんだと思いました。
短編集で何回も読み返してますが、
その時その時で、胸に来る話が違う。
ジゴロの凛の強かさだったり、
ラブドールの遥のはかなさだったり。
でも、強かさ、はかなさと書いたけど、
本当はそんな一言では表せない。

一つ気になるのは、最初のお話。
いくらなんでも実の娘に指であっても…
他のお話は男女の仲だからって思うけど、
実の娘だけはちょっと…。

、

マリーのお話が1番好きです。最後会えて良かったと思いますが、でも悲しかった…。この方の描くお話は全部ハズレないです。

エロだけじゃない

エロだけじゃなくて内容も深くてさすがこの先生の作品だと思います！短編がいくつも入ってるし読みやすい！好きです！

すごい

最初に先生が分け合って嫁を抱けないって言っていた理由が明らかになって、、そしてその連鎖が続いているということを知って、ゾッとしました。
エロスに満ちていて面白い！

もんでんさんの作品、いやらしくないエロスが余計に際立ってますよね。
ただの恋愛関係だけにとどまらず、人間考察まで

作家さんの絵がキレイすぎです！
結局、マンガも買ってしまいました。

いろんな環境・時代の女たちが周囲や社会に翻弄されながらもたくましく生きていきます。