【ネタバレあり】侯爵に買われた人形花嫁のレビューと感想

侯爵様がヒロインに冷たく当たる理由が本当は愛してるからだった、というありがちなお話だったけど、すれ違ってたふたりが結ばれるストーリーが好きなので☆4つ。

眼を観ても

判らないと思う。
言葉にされるのは、人格者否定の様な辛辣な事ばかりなんだもん。
退屈な女性の妻が良いなんて、始めから言われ続けて、自分に従って大人しくしていればいいなんて、本当に生身の人形みたい。
人には、感情や情緒、悲哀や苦しみ、喜怒哀楽があって当たり前なんだから。それを全否定する人形妻を望むなんてずぅっと言われ続けていたんだもん。
それなのに、時折無自覚な優しさをちらつかせるから、困り者。夫婦だけれど、人形のようなお飾りの様で、でも、肌を重ねる。でも、直後に邪険にされる…。これは辛い。『君には関係無い！』発言まで飛び出して…可哀想なローズ。ジョアンナ、嫌な女。それに対してのフォロー皆無な侯爵。やっぱり、男って、破壊的壊滅的圧倒的に言葉が足りん。
ハッピーエンドで良かった。

恋に夢みるヒロインででも家の事情で勝手に結婚が決まりこの先どうなるの？結婚相手には会った事すらない、求婚すらされてない！って女性としてはとても辛いと思う！

良かったけど…

この作家さんの描く古き良き貴族の時代。とても好きで、よく読みますが、この作品は、二人の会話や状況が多く、ちょっと物足らなさを感じました。ハッピーエンドは嬉しいですが…

お互いに

育ててくれた伯父と伯母の為に仕方なく結婚って、思ったけど、この作者が好きなので全話購入しちゃいました。二人が心を通わすまでのお話が素敵でした。

感想

絵がキレイなので買いました。話の内容は…人形のような花嫁が欲しいという理由を付けたのはちょっと無理がある気がします。イアンがひどい男に見えてしまう。

親のいないヒロインが借金のカタとして
突然、結婚をさせらせる
相手は愛を信じない男性で
様々な困難や障害を乗り越え
ハッピーエンド

結局の所、ヒロインを引き取り育てたとはいえ
ヒロインの財産さえ使い込みした叔父がグズでしょう

サクサク読めます

ストーリーも絵も良かったです。
出会った時のインパクトが足りなくて、え？一目惚れだったの？って少し考えました。

ストーリーに抑揚が無く、ヒロインがいつどうやって恋をしたのかわからなかった。嫌いだ嫌いだと言いながら、侯爵に惹かれる部分が大雑把過ぎ。侯爵も何故ヒロインを好きになったのかイマイチ読み取れず…
全体的に物足りなかったので星2つにしました。