【ネタバレあり】ヒルのレビューと感想（54ページ目）

最後が…

最後まで読みましたが結局どうなったの！？というかんじです。モヤモヤ…
最初は暇つぶし程度に読んでたのですが結局最後まで読んでしまいました。読んでてハラハラするシーンもあります。でも面白い。テトリスがハコの実家に侵入したあたりはなんか胸糞悪かったですが…

アンダーグラウンド系で、とてもハラハラさせられながら読むことが出来ました。
ヒルと呼ばれる人たちが、わたしたちが住むこの世界に実際にいそうだと思ってしまうくらいにリアルに描かれていて、序盤の方とかは特に得体の知れない不気味さなんかを感じました。
主人公が、最初はあんまり危機感とかなくて、危険に突っ込んで行くところとかはめちゃめちゃおもしろかったです。

一気読み

お試しで読んでみたらハマってしまい、ポイント追加で一気読みしました。観点が面白いなーって程度だったのにどんどん引き込まれてしまいました。ただ、他の方々もおっしゃっているようにラストがイマイチでがっかりでした。ヒル…自分は部屋がごちゃごちゃしているので、多少物が移動しても気づかないと思いますが、ほんとにいそう。

怖い

こんな観点のマンガ初めてです。怖いです！
ヒルって。生活なりたたなくなる不安は、私はある意味怖かったです。

こわい

実際にいるのかわ分かりませんが、本当にヒルという存在がいそうで怖くなりました。少し部屋を出る時も鍵をかけるようになったくらい。彼氏と浮気相手のエッチをベットの下でみるシーンはトラウマになりそう、、、

今まで読んだことのない

話の内容でした！
少女マンガとは違う、ドキドキもあり、
ヒルという存在がほんとにあったら～とか色々考えてしまいました。

私は好きかな。

自分の知らない世界で面白い。実際にヒルを体験してみたいとも思ってしまいました。彼のベッドの下は、ちょっときついけど興奮しちゃうかも(笑)一気に読み続けてしまいました。

現実にあったら怖いなと思った。こういう世界にも人間同士の執着や恋心があって、何だか生々しいと思いました。

面白い

ヒル、かわいそうだけど憧れてしまう生活。小さいおっさんヒルと対決したときはヒヤヒヤした。もっと絵が可愛ければな

彼女が「普通」に生きるまで

「ヒル」という存在の設定は面白かった。
ただ、「ヒル」がゴロゴロいたり、仲間を形成していたり、という設定には、ちょっと冷めた。
「なさそうだけど、あるかも」という際どいラインを完全にオーバーして、「いや、ないだろ」に行ってしまった。
もっとも、他にも「ヒル」がいることにしないと、どう話を展開させるかは難しいけれど。

「ヒル」という存在は、深読みしようとすれば、居場所のない若者とか、社会的なマイノリティーとか、色んなメタファーがよぎるけれど、この漫画は、シンプルに、一人の女の子が「普通に生きる」覚悟を決める話でもある。
「僕たちがやりました」もそうだけれど、「普通に生きる」ことの難しさというのは、現代のひとつのテーマなのかもしれない。

特殊な方法で生き抜く、客観的にはかなり不気味な存在を扱いながら、主人公の成長物語としては非常に爽やかであり、その微妙なバランスは悪くなかった。

酷評されているラストだが、物語は断ち切られ、それでも日々は続いてゆく、というような印象で、個人的には好きであった。