【ネタバレあり】私の夫はある日突然殺されたのレビューと感想

途中まで配信されているところで読み初めて続きを楽しみに待っていましたが、なんだか全貌がよくわからないままに完結してしまいました。ご本人にもまだ色々とわからないことがあるんだと思います。
しかし…。「夫を残して遊んで帰ると…」というインターネットの広告の文章はどうかと思います。作者さんはただ食事をしてきただけですよ。大袈裟なタイトルで気を引こうとするのはよくあることですが、実話を基に書かれていることを考えたら無神経すぎると思います。

嘘のような本当の話なんですね

ご自分の死期を明確に悟られていたとしたらもっと生前に色々と身辺整理などされていたかもしれません。
なので、明確ではなかったんだと思いますが、このような偶然がこんなに重なるときっと事前には死期を感じていたことは真実だったと思います。
その、偶然が、残されることになる奥さまに向けられた愛情として深く感じとれ、それをキチンと気付いて涙ばかりではなく前を向いて進み出せた森園さんが死しても尚ご主人との強い繋がで結ばれているんだなと感じました。

個人的には、黒魔術みたいな儀式とかが気になりました。
御主人の関連本も探して読んでみたい。

犯人は不起訴だったようですが、再犯などは大丈夫なのでしょうか？
森園さんが犯人を憎くても恐ろしくても、悪くお書きにならなかった分、本当に割りきれない思いのなか、この作品を描かれたこと、お人柄をうかがい知りました。

ご冥福をお祈り申し上げます。
森園さんのご活躍もお祈り申し上げます。

ご主人へのラブレター

昔から森園みるく先生のセクシーな漫画が好きでした。今でも購読している雑誌に森園先生の漫画が載っている月は喜んでいます。
ただご主人が亡くなられたことを知らなかったので、本当にびっくりしました。ご冥福をお祈りします。12話一気に読みました。不思議なお話ですが、世の中には人知を超えたものがまだあるので、私は現実として受け止めました。実話としても、読み物としても興味深く思いました。伊豆に行く機会があれば是非訪れてみたいです。ご主人の本も読んでみたいなと思いました。森園先生にとってとても素敵で大切な方だったことが細かいところから伝わってきました。亡くなった私の祖母が、動物が好きな人に悪い人はいないよって言っていました。森園先生、寂しく思うこともあると思いますがご自愛ください。
スピリチュアル系の漫画が好きな方に特におすすめです。

いまだに信じられない。

サブカルの雄、村崎百郎氏の本は一時、ハマっていました。エレファントマンを思わせる様な格好で、でも書かれていた内容は危うい世界を紹介しながらも筋が通っていて本当に面白かった。唐沢俊一氏との共著も印象に残っています。
ですが、ある日、新聞を読んでいて村崎氏の訃報を知った時は本当に吃驚。奥さん、本当に辛かったろうなぁ。
友人でもあったサブカル漫画家の根本敬氏もショックだったでしょうね。
今回、奥さんの森園みるくさんの漫画で、初めてご主人の様々な事が分かりますが、読んでいくうちに夫婦愛の強さを感じるだけに辛く悲しくなってきます。奥さんも辛いながらも、良くぞここまで描いていて、その気持ちが痛い程伝わってきます。奥さんにとって、これからの展開を描かれるのは辛いだろうと思いますが応援していきたいですね。

凄いです

作者さんのご主人が予想だにしない事件、事故で亡くなります。否、ご主人である電波系、鬼畜系ライターの村崎百郎氏は、この事を予測していました。作者さんは、「もし、自分が家にいたら」、「無理にでも外出に誘えば(よかったのに)」等と自分を責めます。同時に、気持ちが弱い時に誘われたら、新興宗教に走る人達のこともわからないではないと、客観視しています。 流石たくさんのヒット作を世に送り出している漫画家さんだと思いました。
最後は村崎氏の生前の作品や生きざまをある形に残す為の作業を通して作者さんは再生されていきます。
私はガロの愛読者だったので、村崎氏と根元敬さんが載っていた事を思い出しました。職種は特殊かも知れませんが、作者さんがどうやって再生出来たのかを辿ると、誰にでも当てはまる事だと思いました。長さも手頃ですし、ひとりでも多くの人に読んでほしいです。

びっくり

怖い話は苦手です。
人が亡くなったり、血が出たりするのも苦手です。
まして実話なんて、胸が痛くてとてもじゃないけど読めないと思っていました。

でも、「あなたへのおすすめ」でこの作品が表示されて、無料分を読んでみて、作者さんから旦那さまへの思いというものが感じられて、今までの自分の殻を脱して読んでみようと思えました。

とてもお辛い経験をされたのですね。
その辛さの只中で、深く悲しみながらも変に冷静に状況分析してしまったりする描写がリアルでした。
最終話まで、どうにかこうにかついていこうと思っています。

ただの日記をマンガに描いただけ？

旦那さんが自分が亡くなる事を予言していた、その事についてなんらか解答があるものだと思って読み進めましたが最後まで何もなく、正直な気持ちを書かせてもらうと『だったらチラシの裏にでも描いとけば？』という内容でした。
例えるなら推理小説読んでたら事件が迷宮入りして終わったような読後感です。

不幸な事件の被害者であられる事についてはかわいそうだと思いますが、商業作品として金をとって人に読ませるものを出している以上はこの作品への評価と、境遇への同情は別のものだと思うので敢えて厳しい評価とさせて頂きました。

とても悲しいけど感動します

タイトルから内容はわかってはいましたが冒頭から、読んでいて胸が痛かったです。
さっきまで元気に話していた夫が、ちょっと出かけて帰宅すると、還らぬ人に。。
作者さんの、驚き、怒り、悲しみは想像するに余りあります。
そして少しずつ、生前のご主人の不思議な言動、こうなるとわかっていたとしか思えないようなエピソードが次々に明らかになっていきます。私はスピリチュアルなことは好きでも嫌いでもないのですが、こういうことって本当にあるんだなぁと感慨深かったです。
亡くなったご主人が、作者さんのことを今もとても大切に思っていて見守ってくれていると信じられるし、ご主人のためにできることを必死に探して行動し、ご主人の願いを見事実現させた作者さん、お二人の夫婦愛に心から感動しました。

スピリチュアル系？

純粋なノンフィクションを期待するとガッカリするかも。霊とか信仰とか、スピリチュアル系？が好きな人には購入する価値ありかもしれませんがそうじゃない人にはオススメしません。私は、不思議現象を否定はしないけど、話の進め方が強引すぎて共感できませんでした。最後が気になったので我慢して読みましたが、結局、消化不良で終わりました。ギャグに徹するわけでもなく、読み物としても好きにはなれませんでした。レビュー評価も割れているので、購入前によくよく吟味したほうがよいと思います！

続きがめちゃくちゃ気になります・・・

あっという間・・・(笑)　今出ている分読んでしましました！
オカルトとかアブナイ系には興味があるので「うおー！そうだったのかー！」的な展開期待しています。
まだ序盤（？）なので期待も込めて★4つです。