みんなのレビューと感想「特装版「親なるもの 断崖」」（ネタバレ非表示）（50ページ目）

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他のサイトでも度々紹介されていて、気にはなってましたが、読むの重そうだと思って、購入をためらってました。読み出すと先が気になってしかたない！この先どんな試練が待ち受けてるのか。

昭和感

絵の昭和感がすごくて。でもストーリーは面白い。最近書店でよく見かける理由もわかる。今も昔も美人は得、なのか。

苦界と政治との繋がりを描いた秀作

遊郭を描いた漫画の最高峰だと感じた。

女の業と男の色欲は遊郭を扱った作品には描かれて当然だが、この作品は広い視野で当事の世情が描かれている。

主人公が売られてきた室蘭の幕西遊郭を訪れる政治家を通して、また彼女の夫になる男性とかっての恋人を通して、戦争の本質が描かれている。

幕西遊郭に売られてきた四人の少女の生きざまは胸に迫るものがあるが、それは搾取されざるを得なかった弱者の事情を漫画的誇張を交えずにリアルに描いた故に得た共感であろう。

歴史の授業の副読本として用いても遜色のない内容だとおもう。

遊郭という特殊な場所故に朝ドラや大河の原作にはなりえないだろうが、できるものならそうして欲しい。

心が痛みながらも

ついつい読んでしまう作品ですね。
実際にあった遊郭で、あっただろうストーリーで、この時代の女性は本当に辛い時代だったとおもいます。
生きていくために、人間の尊厳を削がれ、でも心だけはっていう主人公がすごく素敵です。
流れに身を任せた女性を否定してるわけではなく、本当にまんな生きていくことに必死だったんだろうなと思わせてくれる作品ですね。良かったら読んでみてほしいです

これは

悲しい物語。昔の事とか興味はあったが、実際読んでみると色んな思いがあるんだ。と漫画で勉強させらるました。

考えさせられる…

遊郭や廓のお話は
たくさんありますが
リアルでとても考えさせられた
内容でした(´･ω･`)
読み続けるのがつらくて
途中で断念してしまいました

大好きな作品

曽根さんの作品で、断トツに好きです。貧困社会の中で、けなげに生きている女性の強さ、哀しさに涙なしでは、読めないです。

すごい

壮絶な人生。作品に引き込まれて、一気に読んでしまいました。登場人物、各々が生きる為に選んだ人生が違うことも、考えさせられた。

かつてこんな時代があったのか…と衝撃的な内容でした。この時代に生きた女の人は逞しいなと思いました。
今の時代に生まれて良かったな…

モブ達が本当に最低です。親の都合で身体を売らなきゃいけなくなった、好きでやってきた訳じゃない女性に対して、人ではない扱いで。本当に胸が悪くなる。
こんな事が100年も経ってない様な近代の歴史だとはショックです。