みんなのレビューと感想「特装版「親なるもの 断崖」」（ネタバレ非表示）（12ページ目）

文庫で読みました

現代を有難く思いました。こんな時代があったとは。しかしながら、現代も女性の生活はよりよくしてもよいと思いました。

壮絶な、でもどこまでも力強く

男たちの働く街のために、女は女郎としてそこに送られる。
今の私たちからは想像できない程の辛い辛い現実。
それでも、
連れていかれるそれぞれの女郎達を丁寧に描いてくださっている事で、ただただ壮絶、悲劇、ではなく、その中で生き抜いた、自分をしっかり持った女達の強さと息遣いが沁み入りました。

名作です

心して読まなければ進めない、重いテーマです。
これがほんの100年ほど前のこの国の姿だったこと。制度はなくなっても、人の心の根底には、女性や、弱い立場の人を蔑む心があり、そこはそう簡単には変わらないのだろう。
ただ、ダイジェストになっている分、物足りなさを感じます。

つらい

最後まで気になって読んでしまいました。
こんな幼い子どもが親に売られて行く。今もどこかで行われているということが悲しい。

今の時代

今の時代には合わないかもしれないけど、昔はこんな時代があったんだぁと思わせるとおもいます。
みんな幸せになって貰いたい。心からそう思います。

一気に読みました。

日本にもこんな時代があったなんて、、、と悲しくなりましたが、今の世の中でも日本以外の貧しい国ではあることなんだろうなと心苦しくなりました。

こんな時代が本当にあったんですね。
親が子供を売る、、
なんてひどいと怒りを覚える反面、この時代のこの状況出自分は、何処まで子供を守りきれるのだろうと考えさせられます。

バブル期に

　リアルタイムで読んでいました。あまりに悲惨な内容で衝撃でした。作者さんの絵がまた人間の嫌な部分をこれでもかと見せつけるような。懐かしく読ませてもらいました。

つらい、でも目が離せない

もんでんあきこ先生のインタビューから来ました。
壮絶で悲しすぎる。
貧しさゆえに娘を売るしかなかった、親はどんな気持ちだったろうか。
目を逸らしてはいけない史実がここにあると思いました。

こんな時代が…

こんな時代が、あったのは歴史の余談で見たことがあります。
こんな歴史の背景があったからこそ、今がある。
とても胸が締め付けられますが、ちゃんと読みたいなぁ…と思える作品です。