5.0
とても勉強になる作品でした。
そして、何回泣いたかって思うほど、涙なくしては読めなかったです。
特に最終話は号泣しました。
お梅の子ども、道生が大人になって教師になり、戦争の恐ろしさを子ども達に教えているというところと、お嫁へ行くところ。
お梅が生きてれば、立派になった道生の姿を見ることができたかもしれないと思うと、涙が止まりませんでした。
ショックな内容もあったけど、最後まで読んで良かったと思いました。
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とても勉強になる作品でした。
そして、何回泣いたかって思うほど、涙なくしては読めなかったです。
特に最終話は号泣しました。
お梅の子ども、道生が大人になって教師になり、戦争の恐ろしさを子ども達に教えているというところと、お嫁へ行くところ。
お梅が生きてれば、立派になった道生の姿を見ることができたかもしれないと思うと、涙が止まりませんでした。
ショックな内容もあったけど、最後まで読んで良かったと思いました。
絵も内容も暗いですが、3話無料を読んで続きが気になりました。現在ブランド欲しさや、贅沢の為に風俗をしている女性に読んで欲しいと思いました。
花魁として身売りされた子供たちが逞しく生きて行く姿を描いた小説です。
誇張ではなく、本当にこのようなことがあったのかと思うと、読んだ価値があったと思います。
悲しい話ですが心が温まるシーンもあり、私は主人公の嫁ぎ先の義母さんが、最初は意地悪婆さんかと思ってましたが、実はとても温かい心の持ち主で、主人公もそれに気付いているって所がジーンと来ました。
日本の近代の歴史。
それは、この北の地の製鉄所で過酷な労働を強いられた男性達と、そして生身をけずり売って生涯を終えた無数の女性なしには語れない。
作品を通した作者のメッセージには凄まじいものがあります。
お梅が命がけで産んだ道生が結婚するところで物語は終わります。
松恵、お梅、武子、道子、生きられなかったお梅と武子の小さな命。
そのすべての命を受け継いだ道生は、これからどんな人生を歩み、子ども達に何を伝えていくのか。
道生の人生がどうか幸せでありますように。彼女達も報われるような気がします。
広告で惹かれて少し読んでみた。
絵は好きではないけど、なかなかキツい内容。赤ちゃんのとか見てられない。
でも実際にこんなようなことがあったのかなと思うと、歴史として語りつかないといけないのかなとも思った。
みんなそれぞれ成長していって頑張って生きていくけれど、最期はなかなか辛い。
ハッピーエンドばかりを読んでる人にはきつい内容。
戦後にはこんな世界もあったんだよね?今の時代からは考えられないでも、そういう話は今の世の中ではタブーになっているのが現実でも、そういう歴史はたしかに存在していたのです!今のこの時代、街にはものが溢れています。でも人の心は豊かさを感じることが出来ないような気がします。私はこの作品が、好きです。今を生きる私たちも何かを感じさせてくれる作品であると思う!
前のバージョン?で全話購入しました。フィクションだとしても大袈裟な描写ではなく、実際にあったことなのでしょう。つらい境遇も受け入れるしかない中で、幼いうちから様々な覚悟を決めて生き抜く壮絶な姿、理不尽の中でも腐らず気高く生きようとする女性達は、苦しくも美しいです。作中で死んでいく赤ちゃんは二人とも男の子だということにも意味を感じます。
遊郭は面向きは華やかな場所かもしれないけれど、その裏には女性達が家族のために辛い思いで働いていたこと、そして年季が明けても幸せになれるのは一握りの女性しかいないということを思い知らされた作品でした。
現実にあったんですね、幼い少女が絶望的な環境でも生きようとする壮絶な意志が。女が本流なの、このセリフ、心に響きます。
かなり昔に連載漫画で読んだことがあり、今回電子版で見つけました!衝撃は当時と変わらずで、貧困の恐ろしさを感じました。したたかに生きていくしかない登場人物にもやりきれなく思う。