【ネタバレあり】セカンド・マザー～ひかるの場合～のレビューと感想（7ページ目）

養子という制度

養子という制度は、子供の為でもあり大人の為でもあるのだと思った。
不妊の末授かった子供を亡くした辛さは私には想像できないが、相当自分を責めただろうと思うと悲しい。
また、虐待され施設におり、夫婦の養子となった男の子の描写は読む度胸が痛む。

前半の流れを考えると、後半ひかるくんが心を開いてからの話がもう少しほしかった。

血の繋がりだけが親子じゃない

子供を失って立ち直れない母親と実母に虐待されてきた子供がほんとの絆で結ばれるまでの話。
現実的にはここまで虐待された子が短時間で社会適合するのはすごく難しいと思うけど、希望を持てる作品だと思います。

虐待を受けていた子供と、不慮の事故で 最愛の我が子を失った夫婦が、お互いの心の傷と向き合い 成長していきます。
この様な内容のお話は初めて読みました。
世の中に、この様な家族がたくさんおられるのでしょうか。
考えさせられる内容でした。

考えさせられた

とても、考えさせられる内容でした。あんな幼い子に残った心の傷がなかなか癒ないのに心が痛む。
これからは新しい里親と立派に成長して行ってほしいと思います。
でもこれは最近の児童虐待の氷山の一角で、うまく行ったケースでしかないのだろうなとも思いました。

子育ては可愛い岳では出来ないと言うことを改めて知りました、私も親に育児放棄されたので光くんの気持ちも里親になってくれた里親の気持ちも分り何だか不思議な気持ちになりました

広告から、うっかり買ってしまいました

広告を見て、うっかり。
予想のできる内容です。里子が慣れるまでは、ちょっと怖く感じる所もありますが、絵がきれいで安定しているので、読みやすいです。ハッピーエンドなので、気持ちよく読めました。