みんなのレビューと感想「[小説]王太子の運命の鞭」（ネタバレ非表示）

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能力も外見も身分も全てがハイスペックのヒーローは、実は自他共に認めるM男くんで、そんな自分を受け入れてくれる相手がいいと言って中々結婚できないでいる。あるとき、絡んできた令嬢集団に対して鞭を振るって威嚇する主人公に一目惚れし、周囲もこれ幸いと結婚させてしまう。
主人公にとって鞭はあくまで護身用（⁉︎）であり相手を傷つけるものではなく、ヒーローのM的言動に困惑しつつ、でも養母（実はヒーロー幼少時の教育係）の影響もありキツイ言葉で悦ばせるくらいはしちゃう。ヒーローもヒーローで、主人公とアレコレしているうちに、Sっ気にも目覚めていく。
終盤は拾われっ子だった主人公の出自が判明し、自分の生きる場所を自らの意思で選んだところでハッピーエンドです。
ソーニャ文庫と言えば仄暗くドロドロした話が多い印象ですが、これはカラッとしていて、読んで気分が落ちることはありません。この作者さんはそういう傾向なのかも。

鞭

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「押しかけ〜」、「堅物〜」と同じ世界の物語。

強引な展開で気持ちが追いつけないヒロインですが、イケメンから、こんなに好かれて求められたら、嫌と言いつつ幸せでしょうね。
イケメンでやり手王子の残念っぷりが笑えます。

後半がドタバタしすぎで、星の数を減らしてしまいました。

もっと

王子の変態っぷりはなかなかよかったです。
かなり強引ですが、変態だし仕方ないのかなと。
ヒロインから伏字で罵倒されるヒーローって、きっといないんだろうなぁ…。

もう少し王子が罵倒されて痛めつけられるシーンがあったらよかったのにな、と思ってしまいました。
容赦なく鞭打ちしても、きっとこの王子なら大丈夫そうな気がします。

くどくどと説明ばかり続く

登場人物同士の会話や王子のキャラはとてもおもしろいのですが、全体的に登場人物の心情や状況の説明文がくどくどと続いて、これは小説ではなくプロットなのでは？という感じでした。
何度も何度も同じようなことを繰り返す文章が続いて、後半は読むのがしんどかったです。
ヒロインの気持ちの移り変わりなどがすべて説明文ですし、そもそもこのヒロインは自我がないのでは？と思うほど、どうしたらいいか分からない…気づいたら…というように流されてばかりなのに、急に女王様になるのもついていけなかったです。
ヒーローもヒロインも、作者が動かしたいように動かされている感じがして、自然な流れの展開には感じませんでした。
おもしろいところもあるのに、とても残念。

面白い🎵

この作者さんの、ヒーロー🎵大好きです

ただ、ひたすらヒロインを想って猪突猛進❗
この勢いでイケメンに口説かれたら断れないと思う😁
全作呼んでますが、中でも大好きな作品です

M？S？

この作者さんのお話しは、ヒーローがちょっと特殊な嗜好の持ち主が多いんですが、今回もまたちょっと特殊な嗜好の持ち主です。

立派な（？）Ｍなのかと思ったら、えっちの時はちょっぴりＳ？
どっちにしても、ヒーローが可愛いです。