【ネタバレあり】太陽が見ている(かもしれないから)のレビューと感想（31ページ目）

こういう、幼馴染みとか元カノとかが何かを盾にして割り込んでくる感じの三角関係の話、すっごく苦手だなぁ。ハッピーエンドでもめちゃくちゃ心が痛いもんなぁ。

難しい恋愛

相変わらずいくえみ先生の作品は、中高生〜大学生くらいの子に高難易度な恋愛を強いるww

じゅうぶん大人な年齢になった私でも、なかなかいまだに理解力が足りず。

主人公の岬と、中学からの友達 楡と、楡の幼稚園時代の友達で 高校で再会した日帆と、飯島兄弟。

主要3人は家庭的に色々と問題を抱えています。

高校祝いに家を欲しがり与える親とか、ぶっ飛んでるw

この家(フラットハウス)で生活を送りながら、恋愛模様も交錯します。

どうして単純にいかないのか…
まぁいったら漫画にならない？！

でも…一生に一度、いくえみ先生が描くような大恋愛をしてみたかった人生ですね〜

だから読んじゃうんですね。

話戻ると、日帆との友情も描かれているけれど、やっぱり この人がーー居なければーーとか思っちゃいましたね。だってじゃっかん怖いし。

おかげで色々遠回りしたけれど、その分最後はハッピーでお願いします。

話がたんたんと進む感じがなんだかよみやすいです。
どんどんひきこまれていく
この作者さんの話はすべてがほんとに面白い。

二人から好かれる楡。
仲良しだけど見てて苦しく、自分の気持ちを抑えて楡を諦める岬の姿に涙いっぱいでした。
飯島兄弟も結局いい人で幸せになって欲しいです。

この作者さんは、奥が深いというか、単純ではないです。昔読んだ時に難しいなぁと感じましたが、今もやっぱり難しい…。じゃあつまらないのかというと、そうでもない。独特です。

一気読み

すごーくすごーく、いくえみ綾先生らしい、丁寧な話。何度も読み返しました。素敵な登場人物ばかりなので、読むのは楽チン。

いくえみ綾作品が好きでこちらも購読しました。
楡と岬は中学の同級生で、ある日仲良くなり、同じ高校に進みます。 そこで、楡の昔の知り合い日帆と再会しするのですが、私個人的には日帆がすごく嫌でした。
意地悪だったり性格が悪いという訳ではないのですが、すごくしたたかさを感じました。
その後大学生まで話は進みます。ラストは納得が出来る終わり方だったので良かったです。

今までにないいくえみワールドです

いつも、悩みを抱えた少女や少年から始まることの多いいくえみワールドですが、今回はそう思わせない、悩みなんて無さそうな少女の視点から繰り広げられる展開に引き込まれました。

数年前に少し読んで、しばらく経ってから最近再度読み返しはまりました。
主人公は少女だけでなく登場人物の３人であったことに気づきます。悩みなんて無さげな少女が、闇を抱えた同級生の横顔に引かれていく、引かれてることに後々気付く。なんとも言えない画からから伝わる描写はいつも美しく感じてならないいくえみワールドに久しぶりに癒されております。

大好きないくえみ綾先生の作品。
途中辛かったけど、皆んながハッピーエンドを迎える事が出来て本当に良かった。

絵がとてもキレイで好きな感じだったので読みました！万人受けというわけじゃないけれど、多くのひとの心のすみにあるような、暗い部分やさめた部分、人と違うかもと悩んでる部分に寄り添ってくれるような、そんな漫画だと思いました。