3.0
命にかえても
無料で立ち読みをしていたら、どうしても続きが読みたくて、『命にかえても』は、作品の表紙の女の子。
どうしてあんな風になったのかな?純粋な主人公。最後にはネタバレをしていたけど、主人公はあのまま、余計な事を知らずに亡くなって良かったのかなと思います。
3話毎で話が構成されているので読みやすいです。
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無料で立ち読みをしていたら、どうしても続きが読みたくて、『命にかえても』は、作品の表紙の女の子。
どうしてあんな風になったのかな?純粋な主人公。最後にはネタバレをしていたけど、主人公はあのまま、余計な事を知らずに亡くなって良かったのかなと思います。
3話毎で話が構成されているので読みやすいです。
死者が死因ごとにあの世行きの手続きを行う死役所があり、日々訪れる人生を終えたばかりのお客様と、そこで働く職員さん。
語られる死に至った状況と、死後まわりの人間がどうしているか、築いてきた人間関係はどういうものだったか。大変重いテーマで、人間関係や読後爽やかな話はなかなかない。
でも次の話を読んでしまう。
介護士が自分の親の介護を人に頼らずやりきろうとして介護疲れ…世話されながらそれを見て親が思っていたこと。
周囲に一人はいるような、悪い人でないけど自覚ないまま無神経な言動で人を不快にさせてしまうおじさんが、フォロー上手で気の良い奥さんを亡くして…等々。
職員に選ばれる人の条件が明かされてからは、ちらほら登場していた職員の人格にやりきれない気持ちになる。
職員の感覚が理解しがたく、他者のために人間的感情で罪をおかしたイシ間さんとの意識の差が感じられます。
それぞれさつじんにはかわりなく、犯人と殺された相手の態度、理由を聞いて心情的に許せるかどうかによって印象が変わるのかもしれません。
彼らのほとんどは自分のことを優先して、他者の痛みや人生に関心がない。
彼らは死んでいて、もう新たな犠牲者を生むことはないけれど、いつか心から自分のしたことを悔やんでほしい。相手に心から申し訳なく感じてほしい。なんてことしたんだと悔やみ続けてほしい。
特に放火野郎。
それが見たくて、でも何年経っても変わらない気もしている…。
前々から気になる作品で、無料から一気に読み進めてしまいました!小さい子の虐待死から交通事故まで、さまざまな思惑があり、考えさせられる作品でした。
広告がきっかけで読みましたが、面白かったので最終話まで買ってしまいました。
死役所内の人間関係も面白く、時に感動的で涙を流す場面も有りました。
個人的に赤ちゃんのお話が感情移入してしまい、とても心に響いて良かったです。
死後の世界って、実際どんな感じなんでしょう。死役所のように、死後も自分の気持ちを話すことができる場所とかがあると良いのですが、本当のところはわからないので悔いを残して死にたくないですね。
冤罪でシ刑になってしまったと言う、シ村さんのエピソードがとても気になります。シ村さん、ちょいちょい真顔になるのが怖い。
悲しすぎる。死に方がやだ。特に子供の自殺とかとか生々しくて嫌になる。虐待なんか許されない。けど生きてる時に悪い事したら地獄行きは良い。
ん…少し考えさせられる内容。
描写自体は気持ちの悪いものではないですが、やはりザワザワする内容が多く…。
でも読み進めでしまいます。
いろんな人の死の間際が描かれていて、切ない。。
あまり感情移入しすぎないようにしないと
いろんな人の想いに涙が止まらない。
中には自業自得な人もいるけど。
ニュースとかでよくある事故とかもちょっと考えさせられる。
無料配信で読み始めたけどかなりハマってしまいました。
死んだ後に役所に書類を出して申請しなきゃいけないって設定に新鮮さを感じました。
面白いです。
さくさく読めちゃいます。
人の複雑な感情も丁寧に書かれています。
そろそろ不気味な笑顔のおっさんの過去が知りたい!