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もしも転校先がバケモノの学校だったら
ある女の子が、手違いによりバケモノが通う学校に転入してしまうというお話。
「もしも転校先がバケモノの学校だったら」というシチュエーションコントを見ているようなおもしろさがあります。
主人公の適応能力の高さがいいですね。
「自分以外はバケモノ」という異常な現実をあっさり受け入れ、さらには「友達ほしいな」と思えるポジティブさ。
バケモノに食べられそうになっても「ちょっと怖いな」程度で、翌日元気に登校してしまうメンタルの強さ笑
バケモノ達も、校長先生に怒られてバケツ持って廊下に立たされたり、「友達なんかいらねーし」(本当はほしい)的な男子生徒がいたり、人間と同じような普通の学校生活を送っています。
主人公を「ちょっとだけ」食べようとするバケモノに対して、別のバケモノが「人間は欠けると死ぬんだよ」とマジメに教えているシーンがじわじわおもしろい。
私の大好きな某コントユニットの表現に「非日常の中の日常」というのがあるのですが、なんとなくそのフレーズを想起します。
「バケモノしかいない学校」という非日常の中で繰り広げられる日常生活、じわじわきます。
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ようこそ夜間学校へ