5.0
人生どん底のヒロインの目の前に現れた暴君
8話まで読みました。
婚約者を性格の悪い後輩女に略奪されて、恋人を失い、職場を追われて、良き理解者ヨリちゃん(♂)の元でひっそり働くヒロイン(サクラ)が書店で手に取った「幸福の本」。
本から飛び出してきた全裸の暴君が「子ども作るぞ」と迫るというトンデモストーリー。
サクラコが本を買った書店は跡形もなくなっており、ハクション大魔王のような銭天童のような世にも奇妙な○○のような、ちょっと不思議な世界です。
突然やってきた暴君王に混乱しつつも、サクラコは次第に暴君王に惹かれていきます。
途中、ヒロインから元婚約者を略奪した性悪女が出てくるのですが、ほんと人を鬱に指せるキャラです。
滅びればいいのにと呪文を唱えながら読みました。
因果応報、あってほしい。
暴君王が真実の愛を見つけたら、本来の居場所に帰ってしまう?
それって、サクラコと暴君王が結ばれること=永遠に別れるってこと?
切ない予感もありますが、二人がどう進展するのか楽しみ。
ヒロインは言ってみれば「人生のリハビリ中」なので、彼女がこのどん底をどう乗り越えて成長していくのかも読んでみたい。
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暴君王の初恋