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リンのちょっと不思議生物的な雰囲気に惹かれました。ダイキチもその辺にいくらでもいそうなごく普通の30男で、カッコよくもなんともない。だけど、二人がゆっくりと成長していく過程がとても良い。
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275位 ?
リンのちょっと不思議生物的な雰囲気に惹かれました。ダイキチもその辺にいくらでもいそうなごく普通の30男で、カッコよくもなんともない。だけど、二人がゆっくりと成長していく過程がとても良い。
昔アニメになってたなぁ、と思い読んでみましたが、う~ん。低年齢向け?アニメはうまいことまとめたんだな~。読み進めたいと思うには至らずでした。
この作家さんの絵、本当に美しい!そして平安文化や言葉、風習などを丁寧に再現しているのが好き。現代口調や行動で描かれている作品がありますが、ああいうのはいただけない。この作品は秀作です。
あり得ないシチュエーションもここまでかっ飛んでいるともはや爽快です。逆ハーレム乙女ゲーそのままといった感じ。ヒロインや登場人物に共感する要素はあまりなく、設定を楽しむといった感じ。
ヒロインが男装して王公貴族に愛される話はよくありますが、この作品もそのカテゴリー。私としてはもっと激動になって欲しいかな。でも安心して見ていられるからいいか。
さいとうちほ先生の作品はどれもドラマティックで心惹かれます。が。この作品はちょっと微妙でした。音楽と父親探し、この作家さんにしては一本の線にまとめきれなかった感があります。とっちらかり感があるといいましょうか。嫌いではないのですが、先へ先へとは進めませんでした。
ふしぎ遊戯の本編である朱雀編は、ギャグが多くてヒロインも甘くて、あまり好きになれなかったので、私は断然玄武編おし。多喜子のひたむきさ、後には命を削っての行動、女宿の深い愛など、ストーリーに集中して読めました。
壮大な叙事詩といったマンガ。この作家さん、登場人物やその大切な人を衝撃的な方法やタイミングで殺したりするのでドキドキしますが、この作品はその心配を上回る魅力で引っ張ります。ヒッタイトが舞台というのも心惹かれました。史実を研究して、巧みにフィクションを織り込んでいます。一つだけ、ユーリが中学生というのが引っ掛かりました。イケメン達がボーイッシュな少女にメロメロというのは少女マンガのお決まりで仕方ないですが、せめて高校生で良かったのでは。
将棋の世界は詳しくありませんが、ものすごくシビアでプレッシャーのかかる世界だという事は分かります。だいたい、プロになるためには厳然たるタイムリミットがあったりして、まだ精神的に成熟していない年齢からでないとプロを目指せないシステム自体、私は疑問を感じています。それはさておき、繊細な内面的表現が秀逸。はじめの頃のテンポがスローダウンしているのが心配なので、面白いまま終わって欲しいです。
現代の宇宙事情を考えると、デブリの問題は現実味を帯びていると思います。その着眼点が凄い。個人的にはユーリのエピソードが好きです。後半はちょい禅問答のようになってくるのが微妙ですが、総体的に偉大なマンガ。
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うさぎドロップ